「井上ーーーーーーーーーーーー!!!」
「はいはい?」
「あ・・・いえ。お母さんじゃなくって・・・井上ーーーーーーー!!!」
「ん?なんだ?」
「あ、いや・・・。お父様じゃなくって・・・・」
忘れてました。
ここは井上家。当たり前ですが、家族中「井上」。
でも、僕がグレート父やグレート母を、呼び捨てするわけがないのであって、どう考えてもからかわれてます。
この家は・・・まったく・・・。
一通りの事情を聞いたグレート井上くん。
「そうか。原爆に遭った人は、癌の発症率が高いからな・・・・」。
彼は、原爆ばあさんと直接会ったことがないため、腹が立つほどに冷静でした。
が、またそれは、僕に冷静になる機会をも与えました。
そうか・・・原爆症・・・・。これだったか・・・。
とすれば。本人もわかってたんだ・・・。
なのに。
なのに、孝昭くんに「たらの芽」を食べさせるため?
僕は、こんな事態にありながら、孝昭家族と原爆ばあさんの見せてくれた「絆」に感動さえ覚えていました。
「僕はすぐ烏帽子山に向かう!井上、司令塔、頼めるか?」
いずれにせよグレート井上くんは門限が厳しくて、この時間から外出はできません。
彼なら、多くの人間を的確に動かすことができます。
あるいは、僕よりもずっと的確に。
「ああ。かまわないけど。お前は?」
「だから孝昭んとこに行くよ。もし倒れてたらえらいことだ」。
「そうだな・・・春先の熊は物騒だから」
「倒れてても襲われるかな?」
「死んだ真似でやりすごせる、って言うのは迷信だから」(←本当)
「それならなおのこと急がないと!」
「まぁ、待てよ。お前、今日、自転車だろう?」
「う・・・・」。
「父に頼んで車で送ってもらうか?」
「いや・・・どっちにしろ車じゃ麓(ふもと)までしか行けない。原付に乗り換えたのとたいして変わらない」。
そうです。烏帽子山の麓には広場があり、そこまでは車でも行けますが、そこから上は未舗装の山道。
とうてい車が走れる道ではありません。
その分、訪れる人が少ないからこそ、山菜採りに向いているのです。
「おそらく、車よりは、原付のほうが、より上まで行ける・・・」。
「それもそうか・・・・」。
この騒ぎに、夕子ちゃんが心配顔でやって来て、
「どうしたの?先輩、ご飯、食べて行けないのかって。お母さんが」。
「あ。ゴメン。夕子ちゃん。急遽ダメになっちゃった」。
「そうなの・・・」。
夕子ちゃんは、本当に残念そうでした。
「ごめんね。日曜日にまた来るからさ。明日は学校もあるし」。
「うん。絶対来てね!約束だよ?」
「ああ」
僕は、実際には、夕子ちゃんとの会話は上の空でした。
返事はしていたものの、頭にはまったく入っていませんでした。
倒れていた・・・として・・・
グレート井上くんも同じことを考えていました。
「倒れていたとして・・・どうやって連れて来る?車が登れないってことは、救急車も行けないってことだぞ?」
「ああ・・・。その通りだ」。
「原付じゃ無理だぞ?」
いや。もし原付やバイクの後ろに乗れる状態であったとしても
あそこの山道を、二人乗りで下って来れるほどのテクニックは、免許取り立ての僕たちにはありません。
「警察に頼んだほうがよくないか?」
「いや・・・・それは最後の手段だ」。
原爆ばあさんの立場を考えると、できれば、孝昭家以外の大人を巻き込みたくありません。
だいたいにおいて、救急車がダメならパトカーも同じことです。
完全な遭難であった場合、地域で「にわか捜索隊」が結成されますが、まだ確定していない上に、あまりに時間がかかりすぎます。
なにか・・・いい方法が・・・
いい方法・・・
なにか・・・
「あ!そうだ!」
「ん?」
「ランボルギーニだ!」
「ランボルギーニ? スーパーカー?」
「ちがうよ、井上!トラクターだよ!トラクター!」
そうだった。
「スーパートラクター」ランボルギーニなら、道路をスピード違反できるほどに速く走り、どんな未舗装の山道でも駆け上ることができます。
それも・・・村山なら・・・・きっと!



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▲16章 目次へ
「はいはい?」
「あ・・・いえ。お母さんじゃなくって・・・井上ーーーーーーー!!!」
「ん?なんだ?」
「あ、いや・・・。お父様じゃなくって・・・・」
忘れてました。
ここは井上家。当たり前ですが、家族中「井上」。
でも、僕がグレート父やグレート母を、呼び捨てするわけがないのであって、どう考えてもからかわれてます。
この家は・・・まったく・・・。
一通りの事情を聞いたグレート井上くん。
「そうか。原爆に遭った人は、癌の発症率が高いからな・・・・」。
彼は、原爆ばあさんと直接会ったことがないため、腹が立つほどに冷静でした。
が、またそれは、僕に冷静になる機会をも与えました。
そうか・・・原爆症・・・・。これだったか・・・。
とすれば。本人もわかってたんだ・・・。
なのに。
なのに、孝昭くんに「たらの芽」を食べさせるため?
僕は、こんな事態にありながら、孝昭家族と原爆ばあさんの見せてくれた「絆」に感動さえ覚えていました。
「僕はすぐ烏帽子山に向かう!井上、司令塔、頼めるか?」
いずれにせよグレート井上くんは門限が厳しくて、この時間から外出はできません。
彼なら、多くの人間を的確に動かすことができます。
あるいは、僕よりもずっと的確に。
「ああ。かまわないけど。お前は?」
「だから孝昭んとこに行くよ。もし倒れてたらえらいことだ」。
「そうだな・・・春先の熊は物騒だから」
「倒れてても襲われるかな?」
「死んだ真似でやりすごせる、って言うのは迷信だから」(←本当)
「それならなおのこと急がないと!」
「まぁ、待てよ。お前、今日、自転車だろう?」
「う・・・・」。
「父に頼んで車で送ってもらうか?」
「いや・・・どっちにしろ車じゃ麓(ふもと)までしか行けない。原付に乗り換えたのとたいして変わらない」。
そうです。烏帽子山の麓には広場があり、そこまでは車でも行けますが、そこから上は未舗装の山道。
とうてい車が走れる道ではありません。
その分、訪れる人が少ないからこそ、山菜採りに向いているのです。
「おそらく、車よりは、原付のほうが、より上まで行ける・・・」。
「それもそうか・・・・」。
この騒ぎに、夕子ちゃんが心配顔でやって来て、
「どうしたの?先輩、ご飯、食べて行けないのかって。お母さんが」。
「あ。ゴメン。夕子ちゃん。急遽ダメになっちゃった」。
「そうなの・・・」。
夕子ちゃんは、本当に残念そうでした。
「ごめんね。日曜日にまた来るからさ。明日は学校もあるし」。
「うん。絶対来てね!約束だよ?」
「ああ」
僕は、実際には、夕子ちゃんとの会話は上の空でした。
返事はしていたものの、頭にはまったく入っていませんでした。
倒れていた・・・として・・・
グレート井上くんも同じことを考えていました。
「倒れていたとして・・・どうやって連れて来る?車が登れないってことは、救急車も行けないってことだぞ?」
「ああ・・・。その通りだ」。
「原付じゃ無理だぞ?」
いや。もし原付やバイクの後ろに乗れる状態であったとしても
あそこの山道を、二人乗りで下って来れるほどのテクニックは、免許取り立ての僕たちにはありません。
「警察に頼んだほうがよくないか?」
「いや・・・・それは最後の手段だ」。
原爆ばあさんの立場を考えると、できれば、孝昭家以外の大人を巻き込みたくありません。
だいたいにおいて、救急車がダメならパトカーも同じことです。
完全な遭難であった場合、地域で「にわか捜索隊」が結成されますが、まだ確定していない上に、あまりに時間がかかりすぎます。
なにか・・・いい方法が・・・
いい方法・・・
なにか・・・
「あ!そうだ!」
「ん?」
「ランボルギーニだ!」
「ランボルギーニ? スーパーカー?」
「ちがうよ、井上!トラクターだよ!トラクター!」
そうだった。
「スーパートラクター」ランボルギーニなら、道路をスピード違反できるほどに速く走り、どんな未舗装の山道でも駆け上ることができます。
それも・・・村山なら・・・・きっと!



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一番!?
また先が気になる終わりかたじゃないですか!!
明日は大事な試験なんですよ。
だったら早く寝ろって話ですけど。
この頃はまだ早苗さんは運転出来ないんですよね。
トラクターってヘッドランプ付いているんでしょうか?
いい!
それいい!!
いけ!村山!
君に決めたっ☆
続きが気になって寝付けない(T_T)
おぉ! こんなところでランボルギーニの登場。
急げママチャリ!
>でぃのさん
もちろん付いてますよ。
当然です。
ランボルギーニの場合は、日本の車よりずっと明るいのが付いています。
おばあさんが無事でありますように
ここでまさかのランボルギーニ登場!!!
おばあさん無事であってほしい
いよいよ佳境に入ってきましたね。
原爆ばあさんの安否が気になります。
夕子ちゃんの食事は私が変わりにいただきたい!
夕子ちゃん切ない~(つд`)
そしてここでランボルギーニ!
序盤から伏線を張ってあるとは☆
そこでそれが出てくるとは~。
いつもながら、さすがですね。
なんかひょっこり帰ってきてくれることを期待したいですよね。
孝昭くんの優しさが思わぬ事態に(>_<)
おばあさん無事でいてね
トラクターは見た事あるけど凄いって感じはあまりしなかったんですが、やっぱりランボルギーニのトラクターって凄いんですかね?
乗ってみたい!
ママチャリ 早く助けてあげて-(>_<)
夕子ちゃんせつないな・・・
あと関係ないですけど桜月夜の51話から52話に行けないのでなおしといてくれるとありがたいです。
>あきちゃん
直しました~。
他にもあったら教えてくださいね。
前にりんごあめさんに教えられた気もするんだけど。
っていうか、普通のブログって、勝手についてるもんなんですけどねぇ。
なんでこのテンプレはダメなのか不思議です。
ばぁーさん生きていてくれー!!
ホラー系の小説読んで怖くなったからぼくちゅうに逃げて来たけどこっちも怖いんだったΣ(;□;)
でもコメ見ると誰かいるから大丈夫って思えるかも!!
あれ?原付って事はこれは16歳になってからの話?
ここは村山くんの腕のみせどころだな!たのんますよ!
>名無しさん
この月だと、生まれ月順で、
村山くん17歳
久保くん16歳
河野くん16歳
孝昭くん16歳
バリトンくん15歳
麻生くん15歳
井上くん15歳
森田くん15歳
ママチャリ15歳
千葉くん15歳
西条くん15歳
かな?
久保、河野、孝昭は大型バイク免許すでに取得済み。
ちなみに、二中連は13歳からバイク乗ってましたから、あんまり関係ありません。
ハラハラ、ドキドキ
お疲れ様です~~。
わっ、ココでまさかのランボルギーニ!鳥肌モノです。
村山くん、頼むよっ!無事助けてね
ママチャリは日曜の約束忘れないでー
初投稿失礼します<(_ _)>
とうとう最新話まで追いつくことが出来ました(*^^)v
すごく嬉しく、そしてちょっとだけ悲しい、複雑な心境です。
これからも応援してまいりますので「くろわっ」さん頑張ってくださいネ~(^・^)ゞ
「井上ーーーーー!」の緊張感が‥‥
お母さんの「はいはい?」で和らぎましたね(-□-;)笑
こんなところでランボルギーニ!
思いもしませんでしたッ
村山クンの出番ですね!!
おばあさんが早く見つかって、できれば「たらの芽とりすぎちゃって‥‥すっかり遅くなっちゃったよ。たくさんあるから、あんたらも食べてきな!」ていう展開だったらいいな!(>_<)
ママチャリくん頼みますよ~~!(・`3・)
ここで村山君とランボルギーニトラクターが再登場ですか…( ̄―+ ̄)ニヤリ
とにかく、早くロッテンマイヤーさんを探して!!
くろわっサン、おはようございます
なるほど
山道には、麻生くんの「ランボルギーニ」を、村山くんが運転するのがベストですね
でも…捕まらないでね
ここでまさかのランボルギーニ!?
村山が一番大変だぁ(>Σ<)ガンバレ!!
すぐにでも駆け付けたいのに、冷静さを持つ井上くんがいて良かったですね。どこで倒れてるか分かりませんし、無事でありますように!
ここでランボルギーニのトラクターがくるとは!この為の伏線とは気付きませんでした(*≧m≦)
井上家の雰囲気は 何かあった時に落ち着かせてくれるものがありますね
記憶の彼方にあったスーパートラクター ランボルギーニが出てきた
村山くんの華麗なテクニックで山を登って ロッテンマイヤさんを早く救出しなくちゃ
ここでまさかのランボルギーニ?!麻生くんけっこうお手柄だったんですね!村山くんがんばれ~!!
ランボルギーニにリアカーセットして毛布なんかも用意 水も必要だな!
ドキドキしてきた!
総力戦ですね凹[◎凸◎;]凹
おばあさん無事ならいいですね(。´Д⊂
すごいや'ω`
伏線お見事です(∀)
チャーリーが言ってたランボルギーニがここで
どんどん繋がってきますね(^~^)
村山君~
ランボルギーニがついに!!
原爆ばあさん無事だといいですね…
軍団集結しそうですね
ハラハラドキドキの展開ですね!!
これからどうなるか楽しみです!!
これのためのランボルギーニだったかぁ
で、また夕子ちゃんを悲しませるパターン?
ランボルギーニやっと登場ですねp(^^)q
夕子ちゃん
泣いちゃいますょ・・・
冷静に考える時間を持ってから行動できたから、井上一家には感謝?!
そっか
アウトバーンには、ランボルギーニ
あとは村山くんを、どう説得するのか…。
出ました!!ランボルギーニ!!
村山くんなら、きっと・・・・!!
村山くん、おばばさまをたのみます!!!
そういえば孝昭くん無事だったんですね。
早苗お姉さん手加減してくれてたんですね。
井上くんのご両親のナイスボケ(!?)のおかげで、
冷静さを取り戻せましたね!
・・・って、これ、感謝するべきなんだろうか(苦笑)
まさかここで、かの「ランボルギーニ」が出てくるとは!!
村山くんがなんとか間に合いますように・・・・!
あの麻生のくだりは、ここで生きるんですね
ランボルギーニ、正直忘れてました
グレート井上くんがクール過ぎる
なんにせよ、一刻も早く山に入りたいですね。
メイトでも車でも無理な山道…
ランボルギーニなら…
って一瞬カウンタックが山道を走る図を想像しちゃいました(笑)
トラクターなら行けるかもですね
夕子ちゃん泣かせたら許しませんよ
日曜日ちゃんといってあげて
スーパーカーラルボルギーニが山道を暴れるのか…
おばあさんを乗っけて走れるのか?
ランボルギーニ 出動!
スーパーーカーでは無理だけどスーパートラクターならどんな道でも行けますね。
あとはドライバーの村山くん頼みですね。
あのランボルギーニ(笑)はここに繋がってくるんですね!!
急げー!!
ランボルギーニがここで登場かぁ♪
あとは村山くんがどうやって戻ってくるのかな?
みんな頑張って!!
村山君 君ならできるさ!!
ランボルギーニ・・・
やっと出てきましたね(笑
でも一刻を争う事態ですから
村山君頑張ってください!!
麻生くん、この為のランボルギーニだったんですね!(゜o゜)
伏線が繋がってきてゾクゾクします。
みんな、急いで急いで~!(>_<)
そうか!
そのためのランボルギーニか!
ここでトラクターのランボルギーニでも様になる男、スプライト村山の登場ですか~
早くロッテンマイヤーさん見つけないとですね!
あ、夕子ちゃんとの約束忘れないでくださいね
なるほど
ここでこういう繋がりがでてくるんですね
ママチャリくん頑張って、おばあさんを助けてあげて~。
発想がすごい・・・・
村山くんのラリー好きはここから始まったのかな?
しかし、ママチャリくんはきっとまた、夕子ちゃんに姑息な手を使うに違いない!!
思い出しちゃいました。中2の時クラスメートの男の子が兄貴の車を運転して補導されて中学で10日間の停学くったやつ中学生でですよ
こんなところにランボルギーニだ!!
上手いですね…。
原爆ばあさん、大丈夫かなぁ。
それにしても孝昭クン、無事で良かった♪
更新お疲れ様でしたm(__)m
ここでまさかのランボルギーニ
まさか、村山くんの停学がこんなところで
つながってくるとは。
村山くん×スーパートラクターランボルギーニ! 最高の組み合わせですね
ばあさん、無事でいてくれよ!
そうか。あのランボ・トラクターならダートでもグラベルでも、もちろんターマックでも走破出来ますね!ガルウイング未装着なのはこの際どってことない(笑)
さあ、ここで登場。東北のカルロス・サインツ、マニアックな色男、村山君!全てはお前の腕にかかっている。ばあさんを救いだし、下りの最速タイムと共に伝説を残すであろう、多分!
ママチャリさん、上の空で聞いたってことは、日曜日に夕子ちゃんに会う約束、忘れちゃったんですか。そっちもめちゃくちゃ心配です。
初めまして。
僕は映画からこのブログを知ったのですが
どんな小説よりも読み応えがありました 笑
なにしろ1000話越えですからね。
一章読み終えが朝7時とかしょっちゅうでした。
浪人生なんで読んでる場合じゃないですけど…
これからは一話ずつ読めるので勉強に身が入ります 笑
次のお話期待して待ってます!
ちょっと久しぶりに来てみたら一気にコメディからシリアスに・・・
ばあさん無事ならいいんだけど。
夕子ちゃん切ないなぁ。
村山がんばってくれ~
おおっ!まさかここでランボルギーニと繋がるとはっ!
久々、村山くん登場ですね!楽しみです
ここで村山登場ですか!
山なら無免許で登れますしね(´∀`)
いってくれることでしょう(´ω`)
ここでランボルギーニと村山くんが!
活躍しそうですね(^ω^)
おばあさん無事でいてください~
間に合ってくれ~
てか,孝昭家と原爆ばあさんの絆の深さに感動です
夕子ちゃんの熊も死んだふりじゃ見逃してくれないかな
ランボルギーニ!!キタコレ!!
どうなっちゃうんだろ…。ハラハラ、ドキドキ。
司令塔の井上くん。
みんなを上手くそれぞれのポジションにつけてくれるのかな?
ママチャリ軍団の結束力、信じてますっ!!
まさかのランボルギーニ笑
ここで出てくるとは…
原爆ばあさん無事だといいけど…
いろんな事が起こりますね。
荒波揉まれても、いつもまっすぐ立ち向かうママチャリ軍団は、すばらしいですね。
ここでのランボルギーニ登場ですか!!
ん~まずは捜索範囲の決定ですね~
ばあちゃんがよそから来てるんなら・・・
近所などで比較的仲がよい家庭の大人に聞くべし!
山菜の採取場所は、仲がいい人たちの口コミで広がるのが普通ですからね~
あと・・・実際に採取してる人からの情報は、捜索範囲決定の重要要素です。どの時期にどこで何が採取可能かと採取しに行ったものがわかればポイントが絞れます。
トラクターを捜索に使用ですか・・・
まあ、ライト付いてるし悪くはないけど・・・行きはよいよい帰りは怖い!
坂道を下るのはメッチャ怖いですよ~
おばーさん大丈夫かな?
村山くん早く助けに
行ってあげてっ
村山とランボルギーニのコンビか~
スピード違反できたってことは50km/h位のスピードは出てたのかな?
ランボルギーニってあの!?
いけそうだけどさ…。
なんかバカだねー。そこがいいんだけど!
山道を走る、ランボルギーニ。
映像化、希望。
ここでランボルギーニか!!
がんばれ村山~!!
でも、原爆ばあさん
意外に全然無事だったりして。
クマ遭遇対応について誤解があるようです。
クマの行動には大きな個体差があり、万能な対応方法はありません。
「クマに会ったら死んだ真似」という対応は最善ではないのでお勧めはしませんが、助かった事例があることは嘘ではありません。生還した人がそれなりにいるために「死んだ真似」説が語り継がれてきたのだと思います。
理由はいくつかありますが、長くなるので、詳しくは以下の「ヒグマ対処法」をご覧下さい。ツキノワグマも基本的に同様です。
http://www.shiretoko.or.jp/bear/index.htm
クマは、人を襲うために追跡することはまずありません。クマにすれば、相手の人間がハンターどうか区別がつきません。ハンターは恐ろしい敵なので、人に出会った場合、一目散に逃げることが多いです。多くの遭遇は一瞬で終わり、死んだ真似をする時間はありません。
たはははは。
どもども。
熊については、ぼくちゅうは、けっこう出て来るんですよねー。ど田舎だから。
ご存知かもしれませんが、原爆に遭われた方でも、被爆の仕方により、放射線の影響はかなりの差があります。
まず、放射線の急性症状が出るくらい被爆された方のかなりの部分は、爆圧で吹き飛ばされたり、熱線に焼かれたりして、ほぼ即死だったはずです。結果として、放射線の急性症状に苦しんだ人は、意外と少なかったといわれています。これは、原発事故などと大きく違うところです。原爆は爆発力も並大抵ではありませんでした。
また、急性症状が出るような場合、短期間で死に至り、ほぼ生き残れていませんので、戦後原爆症として問題になるのは、それ以外の人々です。
そして、原爆の放射性物質は比較的半減期が短いので、よそで大きな被害が出たと聞いて、心配しに来た人たちは、訪れた時期にもよりますが、あまり被曝していないことが期待できます。
しかも、一度に大量の放射線が放出されましたので、急性症状が現れやすく、晩発障害が問題なるケースは、ある程度限定的でした。
しかも、晩発障害は、ガンなどですから、通常でもなりうる病でして、それに罹る確率が上がると言うことですので、原因の判別はほぼ不可能です。ただ、確率が明らかに上がる被曝量と言うのは、調べられており、また、その確率の上昇がある程度大きい被曝量では被曝量の増加関数であると言うことまで分かっています。
また、被曝量の推定もある程度されており(たまたま物陰に居たとかと言うことでも変化しますのでこれも一概には言えませんが)、この辺のエリア内に居た人はガンになる確率が上昇することが予測されると言うところまでは、推測できています。
なお、人を意図的に被曝させると言うことは当然許されないので被曝量の極めて少ない人の統計は数が少なく、その影響は統計誤差の中に埋もれてしまっていて分からないのが現状です。見方によって、新陳代謝が促進されかえって元気になると言うような主張をする人もいますし、ガンなどのリスクは低線量でも高線量ほどではないにしてもあると言う人もいます。
確かにある条件の人々が実際に被曝して無い人と比べてガンになる確率が高いことは分かっていますが、なんにせよ、「原爆に遭った人は、癌の発症率が高い」と一言で言えるような、簡単な状況ではないことは、確認しておきます。
また、かなり心配されたことではありましたが、現在のところ、被爆二世の方々には遺伝的影響は見られていないと言う統計結果が出ています。DNAレベルでの変異がまったく無いとまでは言えないと思いますが、発現するような部位の変異は今のところ知られていません。
余談ですが、このような複雑で比較的抽象的な内容は、聞いただけで理解することは非常に難しく、残念ながら非識字の人の能力の違いと言うのは歴然としています。
社会が生み出したそれなりの教育を受けた失業者や非正規雇用を社会がろくに対応できないのですから、よりレアケースである非識字に、社会のリソースをそんなには割けないでしょう。障害者として対応するか、能力の低い健常者として扱うほか無いと思います。障害でも無い限り、学ぶ機会が皆無ではないですし。