<シリアスモードです>
僕たちも驚きましたが、
一番驚いたのは里美さんと。
そしてお母様本人だったようです。
「もうそろそろ受け入れなさい!人に当たってなにが変わるの!」
そこまでは勢いで言いましたが。
続きの言葉は出ませんでした。
「お願いだから・・・・前の里美ちゃんにもどって・・・・」
もともとが勝ち気な里美さんは。
お母さんが起こした「小さな反乱」を、受けとめませんでした。
「だったら体も昔にもどしてよっ!」
「母さんだってもどしてあげたいわよ!できれば換わってあげたい!でも・・・・・」
それは無理なことです。
「お母さんも覚えてるでしょ!? 運動会!ずっと一等賞だった!負けたことなんかなかった!」
「2年生の時は、お母さんのおいなりさんのおかげだって!笑ったけどちがう!」
「足があったからよ!足が動いたから!だから一等賞だったの!」
「一度だって負けたことないの!」
「里美ちゃん・・・・・・・」
里美さんたちが言葉を荒げるほどに、
僕は、早すぎた「おせっかい」を、反省せざるをえませんでした。
「あげく二度も男にうらぎられて!そりゃそうだ!あたしが男だった見捨てるよ!」
奇しくもこのタイミングで、富士見さんもまた、里美さんを見捨てたことを知りました。
だから、警察をやめるのだ、ということも。
もともと親が無理矢理にすすめたこと。本人はちっとも納得していなかったのでしょう。
ひきとめたかったのは、里美さんの家族側。
寅蛍は・・・・?
今日の出会いを薦めた寅蛍は・・・?
彼だけは、この言い争いを、表情さえ変えずに聞いていました。
彼の家族もまた、同じ修羅場を何度もくぐり抜けて来たのだ、と。この時思いました。
里美さんが、僕のほうを向いて、
「帰る!母さん押して!」
また元どおり・・・。
お母さんが。しかたなく押し手のハンドルに手をかけたときに、
マリエさんが初めて、
「そうね。里美さんと言ったかしら。同じ車椅子でも、あなたは私よりずっと不幸だわ」
「不幸?」
「そう。私は病気だから、いつ足が動かなくなるかわかったもの。わかった分まし」
「動かなくなるって・・・わかった?」
「ええ。あなたは事故だったから突然だものね。お気の毒だわ」
「・・・・・・・」
「ある日、やけに転ぶなー、って。それだけ思った。始めは右足」
「・・・・・・・」
「お風呂に入った時にね?浮いて来たの。自分の足なのによ?」
「・・・・・」
「次は手。今度は手が動かなくなるって、わかってるの。そういう病気だから」
「だからこそ、踊るのよ」
「だから・・・・・踊る?」
「そう。誰だって体が動かなくなる日は来るわ。それが私はちょっとだけ早いの」
里美さんの表情から怒りらしきものが消えていきました。
「でも、生涯で一度も踊らない人だっている。それを不幸だなんて誰も思わないでしょ?」
「それは・・・・・・」
「私はね。手が動くうちには、それでできることを精一杯やっておきたいのよ」
「アンタおかしい!結婚だって・・・できないんだよ?」
「あら。結婚しない女も、出来ない女も、この世にはたくさんいてよ?」
「う・・・・」
「結婚した女が、みんな幸福とも限らないし。おとぎ話とはちがうわよ」
「・・・・・・・・」
「こんな下半身でも、生理が来るのは皮肉で悲しいけどね・・・・」
「恋愛や結婚は、相手があってのことだから。自分の努力だけで作り上げたことじゃない。そんなのにすがるのは、私はまっぴら!」
「でも、私にとってのダンスはちがうの。ダンスは、自分の努力で作って来たことだから」
「体のどこかが動くなら、続けたいのよ」
不思議な静寂が、ホールに訪れました。
「さ、トラ。続けましょ?」
「はい。姉さん」
驚いたことに、里美さん母子をそのままにして、練習を再開したのです。
「ごめんねー。だから私には1分1秒が貴重なのよー」
「あう・・・・」
「悪いけど、練習させてもらうわ。帰りたければ帰るもよし。見たければそこにいて」
人生の長さは誰にもわかりません。
ただ、1分1秒の使い方はそれぞれです。
マリエさんは、残りがわかっているから
その数秒をも、せいいっぱい生きてる・・・・。
「トラ!そこはステップちがうでしょ!」
「ご、ごめん!姉さん」
「あーーーダメダメ!そんなに車椅子回せるわけないじゃない!」
「す、すいません」
「ダメねぇ。あんた、フォクストロット、やり直しなさい!」
「は、はい。姉さん」
指導されているのは寅蛍のほうでした。
マリエさんが寅蛍に出す指示が、ダンスを知らなかった僕たちにも、いちいちもっともで、
終る頃には、車椅子ダンスというものが理解できたように思いました。
そして、その美しさも。
マリエさんって。
やっぱりすごい・・・
里美さんは。結局、マリエさんの練習を、全曲見ていきました。
全曲と言っても、マリエさんの体力で踊れたのは、せいぜい4曲でしたが。
終った時、マリエさんはすでにグッタリと、車椅子に身を落としていました。
それほど、精一杯に練習していたのです。
練習を終えて、撤収する時に。
里美さんが、マリエさんに、
「どうもありがとう・・・」
と、だけ。言いました。
マリエさんは。車椅子からやっと身を乗り出して、里美さんの髪を、そっとなでました。
そのとたん。里美さんの頬から、涙がひとつぶ落ちたのを
僕は見て見なかったフリをしました。



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僕たちも驚きましたが、
一番驚いたのは里美さんと。
そしてお母様本人だったようです。
「もうそろそろ受け入れなさい!人に当たってなにが変わるの!」
そこまでは勢いで言いましたが。
続きの言葉は出ませんでした。
「お願いだから・・・・前の里美ちゃんにもどって・・・・」
もともとが勝ち気な里美さんは。
お母さんが起こした「小さな反乱」を、受けとめませんでした。
「だったら体も昔にもどしてよっ!」
「母さんだってもどしてあげたいわよ!できれば換わってあげたい!でも・・・・・」
それは無理なことです。
「お母さんも覚えてるでしょ!? 運動会!ずっと一等賞だった!負けたことなんかなかった!」
「2年生の時は、お母さんのおいなりさんのおかげだって!笑ったけどちがう!」
「足があったからよ!足が動いたから!だから一等賞だったの!」
「一度だって負けたことないの!」
「里美ちゃん・・・・・・・」
里美さんたちが言葉を荒げるほどに、
僕は、早すぎた「おせっかい」を、反省せざるをえませんでした。
「あげく二度も男にうらぎられて!そりゃそうだ!あたしが男だった見捨てるよ!」
奇しくもこのタイミングで、富士見さんもまた、里美さんを見捨てたことを知りました。
だから、警察をやめるのだ、ということも。
もともと親が無理矢理にすすめたこと。本人はちっとも納得していなかったのでしょう。
ひきとめたかったのは、里美さんの家族側。
寅蛍は・・・・?
今日の出会いを薦めた寅蛍は・・・?
彼だけは、この言い争いを、表情さえ変えずに聞いていました。
彼の家族もまた、同じ修羅場を何度もくぐり抜けて来たのだ、と。この時思いました。
里美さんが、僕のほうを向いて、
「帰る!母さん押して!」
また元どおり・・・。
お母さんが。しかたなく押し手のハンドルに手をかけたときに、
マリエさんが初めて、
「そうね。里美さんと言ったかしら。同じ車椅子でも、あなたは私よりずっと不幸だわ」
「不幸?」
「そう。私は病気だから、いつ足が動かなくなるかわかったもの。わかった分まし」
「動かなくなるって・・・わかった?」
「ええ。あなたは事故だったから突然だものね。お気の毒だわ」
「・・・・・・・」
「ある日、やけに転ぶなー、って。それだけ思った。始めは右足」
「・・・・・・・」
「お風呂に入った時にね?浮いて来たの。自分の足なのによ?」
「・・・・・」
「次は手。今度は手が動かなくなるって、わかってるの。そういう病気だから」
「だからこそ、踊るのよ」
「だから・・・・・踊る?」
「そう。誰だって体が動かなくなる日は来るわ。それが私はちょっとだけ早いの」
里美さんの表情から怒りらしきものが消えていきました。
「でも、生涯で一度も踊らない人だっている。それを不幸だなんて誰も思わないでしょ?」
「それは・・・・・・」
「私はね。手が動くうちには、それでできることを精一杯やっておきたいのよ」
「アンタおかしい!結婚だって・・・できないんだよ?」
「あら。結婚しない女も、出来ない女も、この世にはたくさんいてよ?」
「う・・・・」
「結婚した女が、みんな幸福とも限らないし。おとぎ話とはちがうわよ」
「・・・・・・・・」
「こんな下半身でも、生理が来るのは皮肉で悲しいけどね・・・・」
「恋愛や結婚は、相手があってのことだから。自分の努力だけで作り上げたことじゃない。そんなのにすがるのは、私はまっぴら!」
「でも、私にとってのダンスはちがうの。ダンスは、自分の努力で作って来たことだから」
「体のどこかが動くなら、続けたいのよ」
不思議な静寂が、ホールに訪れました。
「さ、トラ。続けましょ?」
「はい。姉さん」
驚いたことに、里美さん母子をそのままにして、練習を再開したのです。
「ごめんねー。だから私には1分1秒が貴重なのよー」
「あう・・・・」
「悪いけど、練習させてもらうわ。帰りたければ帰るもよし。見たければそこにいて」
人生の長さは誰にもわかりません。
ただ、1分1秒の使い方はそれぞれです。
マリエさんは、残りがわかっているから
その数秒をも、せいいっぱい生きてる・・・・。
「トラ!そこはステップちがうでしょ!」
「ご、ごめん!姉さん」
「あーーーダメダメ!そんなに車椅子回せるわけないじゃない!」
「す、すいません」
「ダメねぇ。あんた、フォクストロット、やり直しなさい!」
「は、はい。姉さん」
指導されているのは寅蛍のほうでした。
マリエさんが寅蛍に出す指示が、ダンスを知らなかった僕たちにも、いちいちもっともで、
終る頃には、車椅子ダンスというものが理解できたように思いました。
そして、その美しさも。
マリエさんって。
やっぱりすごい・・・
里美さんは。結局、マリエさんの練習を、全曲見ていきました。
全曲と言っても、マリエさんの体力で踊れたのは、せいぜい4曲でしたが。
終った時、マリエさんはすでにグッタリと、車椅子に身を落としていました。
それほど、精一杯に練習していたのです。
練習を終えて、撤収する時に。
里美さんが、マリエさんに、
「どうもありがとう・・・」
と、だけ。言いました。
マリエさんは。車椅子からやっと身を乗り出して、里美さんの髪を、そっとなでました。
そのとたん。里美さんの頬から、涙がひとつぶ落ちたのを
僕は見て見なかったフリをしました。



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一番!
早い
やっぱためになる小説だなあ
積み重ねる事や続ける事って大事なんですね。
はぁ・・・
マリエさんすごい・・・。
ぼくちゅう大好きです
更新頑張って下さい
応援してます!!
マリエさんさすがですね・・・
すごいです。
マリエさんかっこいいです。
ちょっと早苗さん風になってきましたね。
すごい展開だ
マリエお姉さん、すごい・・・。
ここまで、自分の現状を受け入れることができる
なんて、並大抵のことじゃないですよね。
富士見さん、やっぱり色々な意味で自分自身に
納得いかなかったんだろうな~。
マリエさんに感動しました!!!
私もこういう人になりたいです
…まだほど遠いけど 苦笑
やっぱり1番ダメだった
お姉さんカッコイイです
普通に生きられていることの有り難さが改めて分かりました。
なんか胸にズッシリとくるものがあります
初めて上位やし
これからも頑張ろ
マリエさんすごいです!
自分たちも精一杯生きなきゃですね。
いつもくろわっさんに気付かされて、忘れて、また気付かされての繰り返しです。
お姉さんカッコイイ!
初めて上位やし
これからも頑張ろ
マリエさん凄い…
たとえ体にハンデを背負っても精一杯頑張る人は僕は本当に尊敬しますね。
初めて一番の一番でテンション上がって感想書いてませんでした。すみません<(_ _)>
マリエさん…つらくてもしっかり自分を受け入れて力強く生きてるんですね。
里美さんの心にもマリエさんの生き方が響いたようで…。
泣ける…(/_・、)
これを読んで自分が五体健康でいられることの幸せを改めて認識しました。自分を育ててくれた家族と支えてくれた周りの全ての人に感謝です…。
なんか…言葉が出ないですね
マリエさんの「強さ」
見習わなきゃいけないな
マリエさんカッコいい…
たとえ体にハンデを背負っても精一杯頑張る人は僕は本当に尊敬しますね。
体に不自由がない自分たちは、マリエさんに負けないくらい生きないと、いけませんね。
マリエさん・・・
僕は五体満足だけど
いやだからこそ気付けないものがあるんですね
勉強になりました
マリエさんすごい人ですねでも、言ってることすごくよく分かります。
自分の人生だから、自分が納得するためには自分自身が精一杯やるしかないんですよね…う~ん、やっぱり上手く言葉にできなくてもどかしいです
里美さん…(;_;)
マリエさんは筋ジストロフィーなんでしょうか?
僕はまだ15歳で何も分かりませんが
自分の体が動けなくなる辛さは想像を絶すると思います
一分一秒の重みかぁ、
難しいものです
マリエさんが実際に経験してきたことだから、その言葉は良く伝わるのかも知れませんね。
そして、寅蛍先生がかっこ良く見えました。マリエ姉さんで修羅場を沢山経験したから見守れたんですね
(^o^)
ケータイからです
まりえさんは気が強いから自分の状況を受けいることができるんでしょうね
里美さんとは違った信念というか目標がありますね。ほんとすごい人です
自分のいとこは耳が聞こえない障害を持っています(恵美ちゃんのような感じ)
やっぱいろいろマイナスなようで都内の高校にはいるのも苦労して、大学に今年落ちてしまいました…
なんか今までわからなかったいとこの気持ちがわかるようになってきました
>荷台の何かさんが
一番載り認定ですね。
50ptです。
>タイトくん
>mmmmくん
努力賞で30pt。
▲
>ここまでのかた
それぞれ+10ptです。
▼
たぶん、ここの場面って、今までで一番書きにくかった気もします。
似たような経験はあったのに、どう書いてもチャチに思えて苦労しました。
小説ってむずかしいですね。
マリエさん、本当の強さと優しさを持った人ですね。すっごい素敵です。そういう人になりたいなぁ。
里美さんは前に進みたいけど、どうにも出来ないもどかしさ、ではなく、ただ単に現実逃避で苛立っていたっていうのが、残念でした。
冷たい言い方かもしれないけど、そんな程度の精神力じゃ事故に合わなくても、たいした選手にはなれなかったと思います。
でも、最後に変わってくれたみたいで良かったです。
くろわっさん、今までの本編の他、コメントを含めてまで一気にまとめてきましたね。凄いです。他に言葉が浮かびません。
マリエさんは強いですね。
私だったらきっと悲しみに暮れてそのままです(運動しないからかもしれないですが)
そして里美さん。たぶん素直じゃなくてプライドも高いんですよね。共通点がいっぱいだ。
でも本人も変わりたいと思ってるんじゃないかなーと。以上ヒョーロン家ぶってるあおたんでした。
このあと里美さんがどう出るか楽しみです。
>kaitoくん
そうそう。いいとこに気づきましたね。
ご家族は本人より、もっと心痛めてるんですよね。
マリエさんも、始めからこうではなかったはずで。
前話と合わせて、とっても深い部分なのですが、なかなか表現しきれません。
この話は、深いですね。
この話を他の体の不自由な方に聞かせたら、
勇気づけられるでしょうね。
現に、最近ちょっと凹み気味の自分も、勇気づけられた気がします。
自分は幸せ者なんだな。と。
だからこそ自分は幸せだということに気付きにくいのであって、
気付くのはとても難しいことだと思います。
それを気付かせてくれるぼくちゅうを知っている僕は、
その中でもさらに幸せなんだな、と思ったら、
気分が楽になりました。
これからも、面白くて、かつ人を勇気づけられるような
ぼくちゅうであってください!!
「あげく二度も男にうらぎられて!そりゃそうだ!あたしが男だった見捨てるよ!」
は
「あげく二度も男にうらぎられて!そりゃそうだ!あたしが男だったら見捨てるよ!」
ではないでしょうか??
五十嵐さんの理由にはそのような理由だったのですか・・・
駐在所に勤務しながら、病院に通っていたが限界が来たので放棄した、その結果警官を辞めることに・・・
里美さんと警官を天秤にかけると里美さんは一生を背負っていかなければならず、警官を辞めればそれで終わりだが、父親とは絶縁となる。
この条件で五十嵐さんは警官を辞めることを選んだっていうことですか・・
それほど、車椅子に対する抵抗が現在もあるが、当時はあったということですね。
天秤にかけられ捨てられてしまった里美さんは相当なものでしょうに・・・
僕が五十嵐さんの立場であれば恐らく選べないですね・・・でも、五十嵐さんは現状で選んだということですね。それに比べて里美さんは選ぶ選択肢もない。。やりきれないでしょうに・・・
ママチャリの行動は今回は結果的にただ、おせっかいだったということになりますね。
唯一、里美さんのためになったのが、同じ車イスのマリエさんと出会う機会を作ったってことでしょうか。
最後に、この話を読んで「いい女っていうのは必死に生きる女の人のことよ!!」っていう神童の名言をふと思い出しました。
マリエさん素敵ですね。
この人が実は怖いのか、、、
なんだか悲しい・・・。
そっか。
病気だと諦めもつくのかも。
先が読める分だけ、今しかできないと思うから頑張れるのかも。
マリエさんの病気とは違うかもしれないけど、親戚に筋ジスのお姉さんがいて、なんだかマリエさんと重なってしまいました。
きっと、マリエさんは今を一生懸命いきてるんでしょうね。
何不自由なく毎日を過ごしてる私はなんて幸せなんだろう。
深い小説だなあ。
読めば読むほど深い。
重い部分もあるけど、こういうのを逃げていてはいけないんですよね。
なんて凄い!
口で言うほど上半身だけで踊るのはたやすい事じゃ無いと思うんですが・・・・。
ママチャリくん達の様な高校生では・・・いや、大人になった人でさえ、何も出来ない人もたくさんいます。
だけど、「ぼく駐」の擬似体験があれば何かが出来るかもしれませんよね。
でも、ママチャリくんでも反省するんですね・・・・・めっずらし~!
明日は、きっと雨だわ・・・・こりゃぁ
里美さん、本当強いですねぇ
私が、体が動かなくなることがあるとして、それが今わかっても、私は里美さんのようにはなれないだろうなって思ってしまいます
初登校です
やっと追いつきました。
自分に残された時間を知っていることを幸せだと思うか不幸と思うかそれで人生って変わるものなのだなと実感しました。まだ中一なのにえらそうなこと言ってすみません
私は自分に何かあった時にこんなに強く居られるだろうかって考えしまいました。里美さんも長い時間がかかっても今回の事が立ち直るきっかけになって欲しいです。
>ABCくん
五十嵐さんじゃなくって、富士見さんね?
一応、五十嵐さんの名誉のため(笑)
>野生児の妻さん
こういう部分を書くのは、賛否両論あって、「つまんない」という意見も多いのですが、ブログ小説には強制力がないぶん、楽ですね。
書きたい、と思ったことが書けます。
むずかしいのは、薄っぺらにならないことです。
これ以上長いと、全体が重くなってしまいますし、非常に微妙なさじ加減で、書いた後から、
あ~~~~~失敗した~~~~~
って、反省すること多いです。
>ニスさん
初登校~~~
で、100ptです。
わー。みっちーすげ。
当てちゃった。里美さんの気持ち。
やっと気づいてくれたんだもんね。
里美さんも、里美さんなりに、里美の頑張り方してたんだもんね。
頑張ったね。里美さん。
このコメントは管理人のみ閲覧できます
「1分1秒が貴重」、わかっていても、そう思って頑張り続けることがなかなかできません。自分の人生が幸せか不幸かは、自分の努力次第だし、幸せだと思えば幸せ、不幸だと思えば不幸だということ、自分の気持ち、心の持ちようだということでしょうか?マリエさんはとても強い人だと思います!
手足は不自由なく動くし、綺麗に化粧して着飾っていたとしても、それだけではマリエさんの強さ、美しさには敵わないのではないでしょうか。本当に強く美しい人って、マリエさんのような心を持つ人のことをいうんじゃないかなって思いました。
すごく心に響きました。私も負けちゃいけないと思いました!o(*^-^*)o
これをきっかけに、里美さんがまた笑顔を見せてくれたら嬉しいですね(^^)
本当に空気読めなくてごめんなさい。
>あたしが男だった見捨てるよ!」
「男だったら」ではないでしょうか…。
ほとんどママチャリと出会う前の状態に戻った里美さんをここまで納得(?)させるマリエさんがカッコよすぎます!
最近シリアr・・・・失礼。シリアスが多いからコメントに力入れていかなきゃな・・・ あまり書かないけどwww
わたしも踊りに魂賭けていたので…あの頃は踊れなくなる日が来るのを想像しただけで怖かったですね。
でもマリエさんにはいつか確実に踊れなくなる日が来ることがわかっているんですね…
事故の方が不幸だなんて…
いつかマリエさんは手も動かなくなって踊ることさえできなくなるのに。
そんな言葉をかけられるようになるまでにどれほど苦しんだのか、想像を絶するものがあったと思います。
だから敢えて冷たく里美さんを突き放した。
過去の自分の姿と重ねているのでしょうね。
里美さんにも変化が現れることを願います!
障害を持つ当事者以外の人も関係してる分深く、重くなってしまいますね。だからといってその問題から逃げてはいけないわけですが…。
里美さんも苦しいだろうけど、お母さんもまた苦しい。
マリエさんのお母さんもきっと何度も「換わってあげることができたら…」と思ったと思います。
里美さんもいつかお母さんの気持ちに気付き、素直になれますように。
マリエさんも病気に対して吹っ切れるまで 色々と葛藤があったのでしょうね。
それこそ家族を巻き込んで。
一番身近にいたであろう寅蛍が当たられ役になり、一番辛かったかも
世の中で一番不幸だと思っていた里美さん
マリエさんの身の上を聞いて何か感じ取ったかな
きっと自分と向き合ってくれるでしょう
一分一秒が貴重。
いつもくろわっさんは核心を突いてきますね。
同じ一分一秒なのに、こんなにも重さが違うのが実感します。
このシリアスはいいですね。
来る椅子になるのはいろんなようそで、」いまは、とじこめられたところから、そとへよく」あるいたり」うんでおうしたり、いたいとこなおした」りですね。大金」のお話はなくなったみたいなので、しゃっきん抱えてしまったので当分はたらかないといけなくなりましたので、もうあえないかむですね。こんなおわりかたいやですけれど、お金でこしれて、決局はらってもらえないのは、なんかすっきりしません。
凄いですね…というかいつ動けなくなるか分かんないからこそ踊る。。。
マリエさんの強さはそこから生まれたものなのかも・・
そう思いました。
>マリエさんは。車椅子からやっと身を乗り出して、里美さんの髪を、そっとなでました。
そのとたん。里美さんの頬から、涙がひとつぶ落ちたのを・・・・
私もここで涙が出てきました。どんな素晴らしい言葉よりも背中をポンと押してもらったり頭を撫でてもらったりしたらピーンと張った緊張が解れちゃいますね・
相手の気持ちって自分も同じような経験や立場にならないと不自由さとか辛さわかりませんよね
今の自分を等身大で認めることの難しさは自分でよく解ります。
まして障害を認める、受け入れることは想像でしか、考えられません。マリエさんはどれだけの苦しみを抱えて乗り越えようとしてきたのでしょう。
きっとまだまだ、葛藤しながら前をみているのでしょうね。里美さんにきっと伝わりますように。
貴重な一分一秒
一人一人使い方に違いがあっても大切にしないといけないのだと思いました。
それを感じることのできた里美さんもすごい人だと思いました。
一生懸命生きている人は、美しいですね。
弟の寅蛍さんは、そんな姉がきっと自慢でしょうね。
里美さん、ここまできたらあと少しです。前だけを見て進みましょう。
里美さんの心に何か響くものがあったんでしょうね(ω)
これからいい方向に向かっていくといいです(^^)
マリエさんが踊る理由、残りの命を精一杯使いきる為だったんですね…。
マリエさんの言葉は里美さんの心に届いたようですね。後は里美さん次第か…。
自分の足が動かなくなっていくのがわかっていてもそれを受け入れるのは大変だと思います
でも受け入れられたからこそ"今"を一生懸命生きていられるんでしょうね
病気でいつ自分が死んでもおかしくないけど少しでも長く、楽しく生きようとする人
健康だけど毎日辛い、死にたいと考えながら生きている人
どっちが良いんでしょうね
マリエさんかっこいいです
里美さんこれがきっかけで前向きになるといいですね
マリエさん素敵です。
里美さんにも
マリエさんの気持ちは
伝わったと思います。
マリエさんかっこいいですね
余命があったのか・・・
誰もありますけど
里美さんにも伝わるといいですね
「体のどこかが動くなら、続けたい」に感動しました。
人生どんなことがあってもあきらめずに頑張るところが特に感動しました
初登校
むっとりの姉のむっとらです
4月7日、高2になります☆
マリエさんは強いな~
支えてる虎蛍も!
結婚に対する考え方とかも、すごくためになりました!
このコメントは管理人のみ閲覧できます
>むっとらさん(笑)
初登校+100pt
姉弟で読まれてるかた、多いですねー。
兄妹ってとこも多い。
シュシュコンで、お姉さんのシュシュをかっぱらおうとして殴られたっていう、孝昭くんのような弟さんもいましたが。
なんにせよ、ぼくちゅうが、きょうだいで話題にしてもらえるのはうれしいです。
じゃ、弟の、むっとりくんにも50pt。
マリエさんが「あなたは私よりずっと不幸だわ」と言っていますが、
私には「不幸」に順位はつけられません。
いきなり歩けなくなるのも十分辛かったと思いますが、
じわじわと体が動かなくなることだって、十分恐ろしいです。
マリエさんは、本当に強い人なんだなと、改めて思いました。
里美さんのひとつぶの涙の中には、
たくさんの気持ちが混じっているんでしょうね。
ども、107日目です。
やっぱり、誰でも不幸と感じることっていくらでもあって、どうにかしたいって、思うんですよね。その時に他人がかけようとする言葉って、同情に聞こえるときも、逆に心に響くものも境がないもので、難しいと思います。
だからこそなのですが、改めてマリエさんってすごいな、って思いました。やっぱり同じ苦しみを持ってる人同士ってわかるものなんですかね?心の内で求めてることが…
その後の里美さんの行動を見て、マリエさんの言葉の深さを改めて実感しました
濃い~。
一話の中では濃すぎる内容に頭クラクラしてます
「だから私には1分1秒が貴重なのよー」
確かにその通りなんですが、自分がなまじ健康なだけに普段はそんなことが意識できないんだと思います。
このコメントは管理人のみ閲覧できます
マリエさんかっこいいです
たまいーとか言ってるどっかの大人とは
大違いですね
やっぱり、同じことを言われたりしても、
同じような境遇にある人の言葉って
重く感じられるものですよね。
とっても深い・・・
マリエさんが強いのは
弱い自分を乗り越えたからでしょうね
きっと里美さんも、マリエさんが言ってくれたように、他の車椅子の方に伝えられると思います。
最後は皆でダンスかなー!?
里美さん、変われますね。きっと。
マリエさんすごいです。
もし同じ境遇だったら
マリエさんのように強くいきられないと思います。
マリエさん大人だ・・・かっこいい・・・
後半若干早苗さんっぽくなってたけど
これからは、里美さんも翼がないことを受け入れることができるのでしょうか?
マリエさん・・・・
真に強い人、というのは彼女のような人のことを指すのでしょうね。
弱みもつらさもなにもかもひっくるめて、
自分をまるごと認めて、
でもそこでとどまらずに、前へ進み続けようとする・・・・。
私も、そんな人間でありたい、と思います。
マリエさんが髪をなでてくれたときにこぼれた、
里美さんの一滴の涙・・・
きっと、今までのいろんな思いが、
その一粒にはこもっていたのでしょうね。
この一瞬が、一分一秒が、
里美さんの背中を押してくれていますように・・・
そして、マリエさん・寅蛍先生姉弟と、
ママチャリくんたちみんなの思いが、
里美さんの心に届きますように・・・・。
自分の体が動かなくなるってどんななんだろう
自分を皮肉に思ったことなんてない・・・・
日常生活を不自由なく過ごせる身体を持っているということは、それだけで本当はとってもすごいことなのかもしれません。
先月20日に初孫が生まれたのですが(40代で孫ができるとは思ってもいませんでした^^;)、予定日が近づくにつれ心配になるのはやはり、無事元気に生まれてきてくれるだろうか・・・という一点につきます。
当たり前に思っていた日常に感謝です。
幸せは自分で気付くもの。見つけるもの。作るもの。ですね。
私も愚痴ばっか言ってられないや。
また勇気がわいてきました。
くろわっさん、ありがと~
里美さんも富士見さんもがんばれ
マリエさん、素敵です。
きっとマリエさんも、そう思えるようになるまで時間がかかったんでしょうね。
体が自分の思い通りに動かなくなるってわかってしまったのも、それはそれで辛いことなんだと思います。
里美さんも、それが伝わったからこその涙なんでしょうね。
教科書とか参考書では学べないことが、
ぼくちゅうではたくさん学べます。
これからも執筆頑張って下さい!
応援してます!
健常者はいつでも明日が来ると思ってできる努力をそのときにしない人、けっこう居ますよね。
マリエさんだって、動かなくなった身体に嫌気を感じていると思いますけれど、それを隠して人の背中を押せる強い人だと思います。
もしご本人に言ったら「強いんじゃなくて、弱いことを必死で隠してるだけよ」って返されそうです。
いくつもの困難を乗り越えて来たマリエさんだからこそ、里美さんの手を引っ張れたのですね。
里美さんの一粒の涙、やっと彼女の心が解放されたのですね。
頑張れ!里美さん!!
つづきをはやく。
マリエさんめちゃいいこと言いますね。
人によって、一分一秒にどのくらいの価値があるのかは違うんですね。マリエさんもきっと、今の里美さんの様に荒れていたときがあったのではないか、と思います。だからこそ今を大切に生きている、、、、マリエさんは強い人ですね。
切ない・・・。
ワタシの家にも車椅子があります。
それを使っている彼女は・・・
彼女はいつ気付いてくれるのでしょうか。
自分が変われば世界が変わるって・・・。
里美さんが泣いた。。。。
気が強い人が泣くなんて、そうあることじゃないですよね。
続きが楽しみです
マリエさんの心の強さが
里美さんにも伝わってくれれば
いいと思います
きのせいかもしれないげど
文章のミスがあったような・・・
男だった(ら)見捨てるよ」
「そう。私は病気だから、いつ足が動かなくなるかわかったもの。わかった分まし(まった?)」
勝手にコピーしてすいません><;
マリエさんかっこいいですね
マリエさんは半身不随でも半身不随なりに頑張っていてすごいですね
明日は、高校の入学式があります
ママチャリ達のような仲間みつけるぞぉ~
1分1秒かぁ。
よし、ぼくも休みの日は早く起きるようにしよう
まずは12時から10時に・・・
1分1秒が貴重・・・この言葉が心に響きました。
自分の好きなことならいつまでもやっていていけど、自分がこれくらいの時期にこうなってしまうっていうのが分かったらそれまでにそのことをできるだけ多くやっておきたいですからね。
これで、里美さんもいろいろなことに挑戦して精一杯生きて欲しいですね。
1分1秒が大事。。。。。
明日には、もうこの事ができないかもしれない、そう思えるからこそこの言葉が言えるのでしょうね。
人って、言葉ってすごい力を持ってますね
俺も今感動で泣きそうです(笑)
DSiから ごじはっけん 男だった(ら)見捨てるよ! マリエさん、いいこというな•••。里美さんも心通じたみたいでよかったよかった。 後でパソからまたきます。
みんな必死なの?
文の間違えのコメント多過ぎ(笑)
最近考えることがひとつ・・・・
不幸の始まりって『出来ないことをかぞえる』から
じゃないかってこと。
あれができないこれができない。
指折り数えたら夜が明けてしまう。
まして昔出来たのに今は出来ないことを思ったら
悲しくてやりきれない。その原因がなんであれ。
だから、最近は出来ることを数えるようになりました。
そして、どんな些細なことでも昨日できなかったことが
今日出来るようになったらそれはすごいしあわせなこと
なんじゃないかって・・・。もっとも相応の努力もいるけどねぇ。
50年以上も生きてきて、今さらって気はするけど・・・・。
死んだ親父が最初に倒れた歳になって思うこと。
動けるうちに・・・って深いですねえ。
老いによるもの、病気によるもの、事故によるもの。動けるうちにって80過ぎの母は、地元から新幹線に乗るのでも体調整えて、準備して、でも行く前の日に体調崩して延期なんてしょっちゅう。
続きが気になります~。
「一分一秒が大事」
ですか
マリエさんに大切なことを教えてもらった気がします。
マリエさんの言葉が重くて…ずっしりと響きました。
病気で徐々に自由が奪われるって、どんな感じなんだろう?
想像するだけでもキツイのに…。
五体満足じゃなくても、健康じゃなかったとしても
生きていてよかった、生まれてきてよかった、と
思えるような生き方をしてほしいな、と思います。
マリエさんは、そんなふうに生きているように思えるから、
かっこいいし、憧れますね。
こんなふうになれるまでには、いろんな葛藤とかあったでしょうし、
もともとの性格がどうであれ、溢れる感情を抑えられずに
八つ当たりしたり、ということもあったのでしょうけど。。。
里美さんもマリエさんみたいに。。。と、願わずにはいられません。
フィナーレが近付いているのでしょうか?
期待しています。
マリエさんもきっと最初は、辛い思いしたんでしょうね・・・
私もかなり落ち込みやすいタイプですが、何もかも吹っ切って立ち直る術だけは身に着けてきたつもりです。里美さんは落ち込むのを通り越して自暴自棄になっちゃってたけど、マリエさんに会ったことで、立ち直るきっかけをつかめて幸せだと思います。自分で見つけるのより、ずっとずっと受け入れやすいから。これからどうなるかはわかりませんが、よかったね、里美さん。
マリエさんの強さは、きっとそれだけの辛さや苦しさを受け止めて乗り越えて来たからあるんですよね…。
里美さんも反抗的な態度を取ったり当たり散らしたりしてるけど、きっと心の中では受け止めようとずっと頑張って来たんですよね。
人それぞれ幸せの形も感じ方も違うなんて言うのは簡単だけど、里美さんとお母さんにも幸せになって欲しい、と思います…。
そして、私も出来る事をもっと頑張りたいって思いました。
みんなが書いてる感想を本当に全部読んでるんすか?!!
マリエさんはすごく偉大な方ですね。続きが楽しみです。
自分の人生を受け入れ、手が動く限り
ダンスを続ける。
マリエさんはつよいですね。
「1分1秒が大事」
ほんとにそうですね。
「1分1秒が大事」
ですか…、深いですね
そしてこうゆうことはよく言われているけど、実際に意識している人はそんなにいませんよね、実際に僕も全然してませんでしたし
でもこれからは少し意識していきたいと思います
とは言いましても、時間の感じ方なんて人それぞれですし
要は自分の好きなこと、納得できることをやっていけばいいんじゃないかなと思います