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<ロザリオ:首かざりの一種と思われていますが実は手にかけて使うもの>
フェンス越しに保育園の庭が見えました。
本当に数えるほどの園児たちが遊んでいます。時間外保育の子供たちでしょう。
そこに、どこで着替えたのか、エプロン姿の”天使の恵美ちゃん”がかけよっていきました。

<ロザリオ:首かざりの一種と思われていますが実は手にかけて使うもの>
フェンス越しに保育園の庭が見えました。
本当に数えるほどの園児たちが遊んでいます。時間外保育の子供たちでしょう。
そこに、どこで着替えたのか、エプロン姿の”天使の恵美ちゃん”がかけよっていきました。
「ここで働いてるのかな?」
「いや・・・。高校生だからな。それはないだろ。奉仕活動かなんかじゃないかな。キリスト教だし」。
冬の園庭。子供たちは恵美ちゃんが到着したのがよほどにうれしいらしく、雪を投げたり、一緒になにかをつくったりと、とにかく楽しそうに遊んでいました。
そこに見られる恵美ちゃんは、真柴の言った”天使の恵美ちゃん”の意味とは、ほど遠い存在にしか思えませんでした。
それも僕の「悪い想像」が当たっていれば、ですが。
この様子を、まばたきをするのも忘れ、じっと見つめる森田くん。
と、そこに
「君たち!そこでなにをしているのかね?」
突然声をかけられる僕たち。
どうやらここの園長さんでしょうか。初老の男性がそこに立っていました。
彼はことさら不機嫌な顔で僕たちを睨み直すと、
「なにかうちに用事でも?」
「いえ・・・僕たちは・・・」。
「僕たち怪しいもんじゃありません」。
ジェミーが言いました。
いや・・・お前はじゅうぶんすぎるほど怪しい。
だいたいこの寒空にブラウスだし、それ以前に男だし。
気をとりなおしたように僕。
「こちらの責任者のかたですか?」
「ああ。そうだが、君らはなにかね?」
怒ったようにたずねる園長さん。
「実は・・・」。
森田くんが、ハンカチにつつまれたロザリオを丁寧にとり出すと、園長さんに見せました。
「これ・・・。昨日、僕たちが拾ったんですが。こちらにいらっしゃるあの女の子のものじゃないかと思って・・・」。
「あ・・・。これは、確かに恵美ちゃんのロザリオ・・・」。
こうつぶやくと、園長さんは、突然、聖職者にもどったように
「あ。いえ、これは失礼しました。わざわざありがとうございます。今、当人を呼びますので」。
別人のように丁重にそう言うと、近くにあった棒で、フェンスをカンカンと叩きました。
振り向く恵美ちゃん。
「あ・・・。あの子、少し耳が不自由なものですからね。一定の音程があまり聞き取れんのです」。
耳が不自由・・・。そっか。それで僕たちが声をかけても振り向かなかったのか・・。
「いや。歓びますよ。本人もがっかりしていたようですから」。
やがてかけよってきた”天使の恵美ちゃん”。僕たちを見て怪訝な表情をしています。
初めて見る恵美ちゃんの表情。いえ。確かに学校では幾度か見かけたことのある顔でしたが。
それは必ずしも美人というわけではありませんが、”清楚”という言葉がぴったりで、やはり真柴の話とは結びつかないイメージでした。
大きな手振りを交えて、事情を説明する園長さん。
やがて恵美ちゃんは、森田くんの前まで来て、ロザリオを手にし、深々と頭を下げました。
「ありあとございます」。
初めて聴く恵美ちゃんの声。それは外見とはほど遠いほどに低く、イントネーションも発音も少しへんでした。
僕たちは、当初そのことに驚きましたが、もっと驚いたのは実は恵美ちゃんのほうでした。
「あ!き・・み・・・たんげくん!」
そりゃそうだ。となりのクラスの男子が女装だもん。驚きます。
「ありゃぁ?わかりましたぁ?」
「うん・・・あんで・・・?」
「えっとですねー。えっとー。モテない先輩たちが無理矢理ー。女子生徒つれて歩く気分だけでも味わいたいってー・・」
はぁ?誰が無理矢理?モテない先輩って僕らのことか?
でも、ジェミーもわかっているようで、その声は通常よりはるかに大声で、しかもゆっくりとした口調でした。
このため、なおのこと腹がたったのですが・・・。
「恵美ちゃんのなんですねー?そのロザリオー」。
ジェミーの質問にコクンとうなづく恵美ちゃん。
聴き取れてる。よく見ると彼女の耳に補聴器がついています。
それくらいの聴力はある・・ということ?
「よかったー。じゃ、そういうことでー」。
ジェミーは、どうやらその場を早く離れたくてしかたないようでした。
だから女装してこなきゃいいのに・・・。
園長さんが言いました。
「あー、あなたがた。お茶でものんでいきませんか?いえ。お礼という意味で」。
「あ。いえ。それにはおよびません。よかったです。見つかって」。
「そうですか。さきほどはすみませんでしたね。どうもヘンな連中が来るんで間違えちゃって・・」。
ヘンな連中?
それにしても、僕たちは、園長さんからすれば親子ほども年下。その丁重な態度に、ただただ頭が下がりました。
まったく駐在さんに聴かせてあげたい・・・。
帰り足。
「思い出しましたよー、先輩。あの子、実は先輩たちと同じ歳なんです。1年遅れて入学したんですよ。噂になってました」。
「1年遅れて?」
「ええ。健常者と同じ高校入りたいって。去年は教育委員会だかの許可がおりなかったんですって」。
健常者と同じ学校・・・か。
僕たちは、なんの考えもなく、学業レベルで学校を選んでいましたが、そういう「入学の仕方」もあることを初めて知らされました。それは正直、ちょっとしたショックでもありました。
「だからねー。みんな遠慮しちゃって学年でも浮いた存在なんですよねー」。
うん。でも、女装する男子生徒も相当浮いてると思うけどな。ジェミー。
「そっかー」。
森田くんがつぶやくように言いました。
「ところで森田。なんかロザリオに特別な思いかなんかあるのか?ずいぶんとこだわってたけど」。
「え?あ、ああ。なんかねー。見覚えがあるように思ったんだよねぇ。ロザリオ」。
「あ?お前んちバリバリの仏教徒じゃなかったっけ?」
「うん。うち、おじいちゃんが円福寺の総代だからね。っていうか、本家、円福寺だから」。
円福寺は、となりの市にある由緒あるお寺で、県の重要文化財にまで指定されている歴史ある寺院です。
いわば一族、総仏教徒。
以前、メンバー紹介で「家が厳しい」という解説を入れていますが、これが要因です。
「ふうん・・・。仏教にロザリオ、ねぇ・・」
「数珠の見間違いなんじゃないですかぁ?」
「いや。どうしてなのかなぁ。あれ見つけたときから、ずっと心にひっかかってるんだよねー」。
この森田くんの「ロザリオの記憶」が、はるかな時代を遡る「重要な鍵」になってくるとは、この時は想像もつかないことでした。
唐突にジェミーが言いました。
「ところで先輩。」
「あ?」
「僕、お手伝いしたから約束守ってくださいね!」
「約束?」
「やだなぁ。お欄さんからセーラー服の上着もらうって話ですよー」。
「え!?それって交換条件だったわけ?」
「だから僕が風邪ひいてもいいんですか?」
別にぜんっぜんいいけど・・・。
っていうか、インフルエンザの重いのにでもかかってくれればそれにこしたことないけど。
僕たち3人は、それぞれの思いで学校への道のりを歩いていました。
角を通ると、真新しい扉のついた駐在所。
その横に停められたパトカーのボンネット上に
大きな「駐在さん雪だるま」が再びつくられていたのでした・・・。



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「いや・・・。高校生だからな。それはないだろ。奉仕活動かなんかじゃないかな。キリスト教だし」。
冬の園庭。子供たちは恵美ちゃんが到着したのがよほどにうれしいらしく、雪を投げたり、一緒になにかをつくったりと、とにかく楽しそうに遊んでいました。
そこに見られる恵美ちゃんは、真柴の言った”天使の恵美ちゃん”の意味とは、ほど遠い存在にしか思えませんでした。
それも僕の「悪い想像」が当たっていれば、ですが。
この様子を、まばたきをするのも忘れ、じっと見つめる森田くん。
と、そこに
「君たち!そこでなにをしているのかね?」
突然声をかけられる僕たち。
どうやらここの園長さんでしょうか。初老の男性がそこに立っていました。
彼はことさら不機嫌な顔で僕たちを睨み直すと、
「なにかうちに用事でも?」
「いえ・・・僕たちは・・・」。
「僕たち怪しいもんじゃありません」。
ジェミーが言いました。
いや・・・お前はじゅうぶんすぎるほど怪しい。
だいたいこの寒空にブラウスだし、それ以前に男だし。
気をとりなおしたように僕。
「こちらの責任者のかたですか?」
「ああ。そうだが、君らはなにかね?」
怒ったようにたずねる園長さん。
「実は・・・」。
森田くんが、ハンカチにつつまれたロザリオを丁寧にとり出すと、園長さんに見せました。
「これ・・・。昨日、僕たちが拾ったんですが。こちらにいらっしゃるあの女の子のものじゃないかと思って・・・」。
「あ・・・。これは、確かに恵美ちゃんのロザリオ・・・」。
こうつぶやくと、園長さんは、突然、聖職者にもどったように
「あ。いえ、これは失礼しました。わざわざありがとうございます。今、当人を呼びますので」。
別人のように丁重にそう言うと、近くにあった棒で、フェンスをカンカンと叩きました。
振り向く恵美ちゃん。
「あ・・・。あの子、少し耳が不自由なものですからね。一定の音程があまり聞き取れんのです」。
耳が不自由・・・。そっか。それで僕たちが声をかけても振り向かなかったのか・・。
「いや。歓びますよ。本人もがっかりしていたようですから」。
やがてかけよってきた”天使の恵美ちゃん”。僕たちを見て怪訝な表情をしています。
初めて見る恵美ちゃんの表情。いえ。確かに学校では幾度か見かけたことのある顔でしたが。
それは必ずしも美人というわけではありませんが、”清楚”という言葉がぴったりで、やはり真柴の話とは結びつかないイメージでした。
大きな手振りを交えて、事情を説明する園長さん。
やがて恵美ちゃんは、森田くんの前まで来て、ロザリオを手にし、深々と頭を下げました。
「ありあとございます」。
初めて聴く恵美ちゃんの声。それは外見とはほど遠いほどに低く、イントネーションも発音も少しへんでした。
僕たちは、当初そのことに驚きましたが、もっと驚いたのは実は恵美ちゃんのほうでした。
「あ!き・・み・・・たんげくん!」
そりゃそうだ。となりのクラスの男子が女装だもん。驚きます。
「ありゃぁ?わかりましたぁ?」
「うん・・・あんで・・・?」
「えっとですねー。えっとー。モテない先輩たちが無理矢理ー。女子生徒つれて歩く気分だけでも味わいたいってー・・」
はぁ?誰が無理矢理?モテない先輩って僕らのことか?
でも、ジェミーもわかっているようで、その声は通常よりはるかに大声で、しかもゆっくりとした口調でした。
このため、なおのこと腹がたったのですが・・・。
「恵美ちゃんのなんですねー?そのロザリオー」。
ジェミーの質問にコクンとうなづく恵美ちゃん。
聴き取れてる。よく見ると彼女の耳に補聴器がついています。
それくらいの聴力はある・・ということ?
「よかったー。じゃ、そういうことでー」。
ジェミーは、どうやらその場を早く離れたくてしかたないようでした。
だから女装してこなきゃいいのに・・・。
園長さんが言いました。
「あー、あなたがた。お茶でものんでいきませんか?いえ。お礼という意味で」。
「あ。いえ。それにはおよびません。よかったです。見つかって」。
「そうですか。さきほどはすみませんでしたね。どうもヘンな連中が来るんで間違えちゃって・・」。
ヘンな連中?
それにしても、僕たちは、園長さんからすれば親子ほども年下。その丁重な態度に、ただただ頭が下がりました。
まったく駐在さんに聴かせてあげたい・・・。
帰り足。
「思い出しましたよー、先輩。あの子、実は先輩たちと同じ歳なんです。1年遅れて入学したんですよ。噂になってました」。
「1年遅れて?」
「ええ。健常者と同じ高校入りたいって。去年は教育委員会だかの許可がおりなかったんですって」。
健常者と同じ学校・・・か。
僕たちは、なんの考えもなく、学業レベルで学校を選んでいましたが、そういう「入学の仕方」もあることを初めて知らされました。それは正直、ちょっとしたショックでもありました。
「だからねー。みんな遠慮しちゃって学年でも浮いた存在なんですよねー」。
うん。でも、女装する男子生徒も相当浮いてると思うけどな。ジェミー。
「そっかー」。
森田くんがつぶやくように言いました。
「ところで森田。なんかロザリオに特別な思いかなんかあるのか?ずいぶんとこだわってたけど」。
「え?あ、ああ。なんかねー。見覚えがあるように思ったんだよねぇ。ロザリオ」。
「あ?お前んちバリバリの仏教徒じゃなかったっけ?」
「うん。うち、おじいちゃんが円福寺の総代だからね。っていうか、本家、円福寺だから」。
円福寺は、となりの市にある由緒あるお寺で、県の重要文化財にまで指定されている歴史ある寺院です。
いわば一族、総仏教徒。
以前、メンバー紹介で「家が厳しい」という解説を入れていますが、これが要因です。
「ふうん・・・。仏教にロザリオ、ねぇ・・」
「数珠の見間違いなんじゃないですかぁ?」
「いや。どうしてなのかなぁ。あれ見つけたときから、ずっと心にひっかかってるんだよねー」。
この森田くんの「ロザリオの記憶」が、はるかな時代を遡る「重要な鍵」になってくるとは、この時は想像もつかないことでした。
唐突にジェミーが言いました。
「ところで先輩。」
「あ?」
「僕、お手伝いしたから約束守ってくださいね!」
「約束?」
「やだなぁ。お欄さんからセーラー服の上着もらうって話ですよー」。
「え!?それって交換条件だったわけ?」
「だから僕が風邪ひいてもいいんですか?」
別にぜんっぜんいいけど・・・。
っていうか、インフルエンザの重いのにでもかかってくれればそれにこしたことないけど。
僕たち3人は、それぞれの思いで学校への道のりを歩いていました。
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8章-第5話へつづく
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- 8章-第5話 雪うさぎ(1)
- 8章-第4話 天使の忘れ物(4)
- 8章-第3話 天使の忘れ物(3)
最後の最後に
笑わせてくれました。
やっぱりぼくちゅうだ。
と、ちょっと考えたりしながら一緒の帰り道を歩いた気分でいたのですが…
最後の雪だるまで笑わせていただきました。
凹まなかったんですかね~?(笑)
>はい。テラsanさん、連日一番載り?
せっかくの神聖な雰囲気でございますが、明日は、またバカになってしまいます。
>FlowerMommyさん、2日ぶり?
へこみました。あたりまえじゃないですか。
ほらあ~ やっぱり高校生になっても車つぶしちゃってるじゃないですか。しかも駐在さんの!
対象グレードアップしてどーするんですか?
また雪だるま、、笑
誰の仕業だか…。こないだ、大きさを気にしてた誰かさん?笑
それにしても、森田くんの記憶、気になりますねぇ(>_<)
確か知り合いの女の子の家がお寺さんで
結婚式は、仏式だって言ってました。
式場に前日からお坊さんが入って何やらやるそうです、見てみてかった・・・・・
>みゃあさん
>ほらあ~ やっぱり高校生になっても車つぶしちゃってるじゃないですか。しかも駐在さんの!
いえ。僕じゃありませんってば。
ジェミーったら女装しているのすぐばれちゃったんですね(笑)
やっぱり恵美ちゃんは聴力が弱かったんですね。
でも清楚なイメージとセンパイの言った言葉
やっぱり結びつかないっ。
でもヘンな連中が来ているって言うから
その辺がセンパイの言った言葉と結びつきそうな
気がします。
最後の駐在さん雪ダルマ笑いました。
これでこそ ぼくちゅうですね☆
そういえば、私は高校時代に一人の男子生徒に
『だるま』って呼ばれていましたわ_| ̄|○
下校時には『だるま~。お前は駅まで転がったほうが
早いぞー』なんて言われましたよ・・・。
あ、話がそれてしまいましたね(爆)
またお小遣いが減っちゃったんですかね?(笑)
でも今回はママチャリは大丈夫だったのかな?…それとも、同罪。(笑)
>ぷにょんさん
>それにしても、森田くんの記憶、気になりますねぇ(>_<)
この話は、きっとおもしろいと思います。最後のほうまでわからないんですが。覚えておいてくださいね。
>gaugauさん
>確か知り合いの女の子の家がお寺さんで
>結婚式は、仏式だって言ってました。
はい。その通りです。
仏教系の学校もクリスマスするんですが、やっぱり仏像でやるんだそうで、ちょっとコミカル。
ああ、また自動車清掃の日々が...
それにしても、ぼくちゅう 全然軽いテーマになりませねw(当然だけれどもw)
いやー読みごたえあるわぁ。
このシーズン、いったいいくつ駐在さんへ雪だるまを差し入れすることになるのか…(笑)。
セーラー服の上着…ママチャリくんの交渉術にも期待してます☆
>you@satsumaさん いいとこついてます
>やっぱり恵美ちゃんは聴力が弱かったんですね。
>でも清楚なイメージとセンパイの言った言葉
>やっぱり結びつかないっ。
>でもヘンな連中が来ているって言うから
>その辺がセンパイの言った言葉と結びつきそうな
>気がします。
かなりいいとこまでせまってます。
>そういえば、私は高校時代に一人の男子生徒に
>『だるま』って呼ばれていましたわ_| ̄|○
僕たちの合い言葉に
「相手がなおせないものはけなさない」
ってのがありました。
だから体形とか、顔をどうこう言うことはしませんでした。
今思うとなかなか紳士でしょ?
あ。「バカ」ですか?
これは本人の努力がたりないからいいんです。
あとグループ内はなにを言ってもOKでした。
>FlowerMommyさん再び
>またお小遣いが減っちゃったんですかね?(笑)
>でも今回はママチャリは大丈夫だったのかな?…それとも、同罪。(笑)
それがですねぇ・・・。
まぁ、明日わかります。
>Beep大佐さん 登校確認
>それにしても、ぼくちゅう 全然軽いテーマになりませねw(当然だけれどもw)
全25話くらいありますから、それがずっと笑いっぱなしってわけにはまいりませんで。
そういうのはテレビかYouTubeにまかせてます。
一応今回はラブロマンスですから。
メリハリってやつですね。
でも8章は、けっこう軽い話が多いです。
>あおさん 常連仲間入り
>このシーズン、いったいいくつ駐在さんへ雪だるまを差し入れすることになるのか…(笑)。
けっこう差し入れますねぇ・・・。
まだ登場します。
園長さんも我を忘れてしまったのですね。
丁重な態度の園長さんが思わず
ママチャリ達まで睨み付けるような、
悪いイメージのある“ヘンな連中”って、
なんなんでしょう?
とても気になります。
>せいこさん (ネタバレあり)
>丁重な態度の園長さんが思わず
>ママチャリ達まで睨み付けるような、
>悪いイメージのある“ヘンな連中”って、
>なんなんでしょう?
そういう連中ですね。
そういう連中が出て来るってことは、僕とか森田くんでは、お話にならないので、またしても大暴れするキャラがいるわけです。
真冬の洗車って
一種の修行僧のようですね♪
えらいな~ママチャリ
この歳で修行に専念するだなんて(笑)
そこまでの過程はろくなもんじゃないですけど・・・
そうかぁ・・・ジェミー、女の格好で
「僕たち怪しいもんじゃありません」。
って言っちゃったのね。
恵美ちゃんにも一発でバレ、先輩達の怒りを買う言い訳をして
それでも上着が欲しいのか(TT)
面白い子だぁ・・・。
そんなジェミーをよそに深まる謎。
期待がふくらみますねぇ。
>フェニックスかめさん(小ネタバレあり)
>真冬の洗車って
>一種の修行僧のようですね♪
えっとー。まだ洗車って言ってません。
>ころぺこさん(大ネタバレあり)
>そんなジェミーをよそに深まる謎。
>期待がふくらみますねぇ。
ジェミーはこの後とんでもないことに。
この話は3つの話がワンセットになってます。
西条君、予告通り今度は小さめだったんですね、雪だるま。
お手伝いのお駄賃がわりに、お姐さんの冬服ねだるジェミー、無敵だ!
仏教ファミリー森田くんとロザリオの記憶、奥が深そう・・・
「ぼくちゅう」の舞台って東北地方?でしたっけ?
ひさびさにまとめ読みしました。
っていっても2話だけだけど(笑
仏教徒にロザリオの記憶っていうのが謎めいてて素敵ですね~。
>レインビーさん
>「ぼくちゅう」の舞台って東北地方?でしたっけ?
はい。東北です。
これも今回の話の要素ですね~。
まぁ、東北か北海道じゃなきゃ、遭難しませんよね。あんまり。
>aiaiさん 登校確認 大ネタバレあり!
>仏教徒にロザリオの記憶っていうのが謎めいてて素敵ですね~。
はい。これはすっごく面白いです。自分で言うのもなんですが(笑)。
ぞっとするほどに面白いですよ。この部分に関しては7章以上だと思います。自分では、ですが・・・。
恵美ちゃん、びっくりしただろうなぁ。
「清楚で、学校ではちょっと浮いた感じのおとなしい女の子」がいきなり隣のクラスの男子の女装見せられたんだもんなぁ。
ッつうかジェミー。
そんなに冬服欲しいのか・・。
そんなに女装好きなのか?
>えっとー。まだ洗車って言ってません。
てっきり洗車をさせられるだろうと
勝手に想像しておりました♪
失礼致しました(ペコリ)
この先の展開がとっても気になります♪
あ~なんかお尻がムズムズする感じとでもいいましょうか(笑)
恵美ちゃん聴覚が悪いから、他の感覚がすごい優れてそうですね~。
初老と恵美ちゃんの関係も気になるところです~。
洗車じゃないってことはもしかして町内の雪下ろしですかね~^^
お欄姐さんの冬服は結局もらえるんでしょうかね。
ジェミーの女装ばれちゃったんですね。でも、もてない先輩達のために女装してたなんて・・・・・ 何てけなげ・・・・・ 早く冬服貰ってあげてくださいね、ままちゃり。
毎日 雪だるま造ってるの
おはおーれす・・
森田くんの遠い記憶が気になりますね。ロザリオの秘密・・
まさか、前世は神父さんだった?(どひゃ~、地雷踏んだー)
スイマセン・・妄想貧困で。。
申し訳ない(><)!ジェミーの本名忘れてました(^^;)いやチャーリーの本名は覚えてたんですけどね。。
雪だるま、、物凄く気になる!!
やっと西条くんゲットしました~~。。
いやぁ、強いの何のその・・弱らせるなんてできるわけもなく、探検出だしからマスターボール使いましたよ、これ
ジェミーの女装ばれちゃいましたね。
ロザリオ、初めて見ましたけど綺麗ですね~
けどこんなのが仏教系の森田君が何故見覚えがあるのか。
謎が謎を呼びますね~
変な連中が気になります。
ママチャリ軍団でも十分変な連中だと思うんですが・・・・・・
仏教徒とクリスチャンといったら・・・・・・
また悪い癖が出そうです。(汗
昨日の真柴先輩の
「そっかそっかー。お前らもご相伴にあやかろうってわけか?”天使の恵美ちゃん”の」。
この部分がとっても気になってるんですが・・・・
昨日の本文読み返しても、何か裏があるようで頭から離れません!
清楚な感じで終わりなんですか?
考えすぎなのかなぁ?w
見事にオチましたネ。
「やっぱつくるんかいっ」と、つっこませていただきました(笑)
恵美ちゃんの身の上を心配しつつ、森田くんとの今後が楽しみです。ほほほーっラブロマンスは好き好きヨ。
あと、ジェミーが風邪引かないかどうかも。
何度も読み返したのですが、ママチャリくんが言っている天使の恵美ちゃんに対しての《悪い想像》というところが良くわからなぃんです(>_<)どなたか意味を教えて頂けませんか?
そして私もつっこみました!!
「やっぱ作ったんかい!」(笑)
>みなさんへ 『天使の恵美ちゃん』の意味について
ちょっと時間がないのでまとめ書き。
『天使の恵美ちゃん』の意味は、あとで出て来ます。
久保くんが「答えたくない」意味も、僕の「悪い想像」もすぐにわかりますから、待っててくださいね。
高校時代をろくでもなく送った男子のみなさんは、たぶん、すでに理解されてていると思います。
くろわっさんへ torayoko2006です。ちょっと、ながいですが、かんべんを。
>「ありあとございます」。
>初めて聴く恵美ちゃんの声。それは外見とはほど>遠いほどに低く、イントネーションも発音も少しへん>でした。 僕たちは、当初そのことに驚きましたが、
そうでしょうね。聴覚障害者は補聴器してても、
音が、よっぽど、大きい音でない限り、何か鳴ってるとはわかりません。
そして、「補聴器で、音を聞き取ることはできますが、話しかけられても、
その音が「何か」を認識できません」から、聞こえる子に比べるとどうしても、
正確に声を出せません。(当時、これができるようになるには、耳が聞こえないとわかった時点で、
すぐ聾学校などの早期教育機関に行き、聴能訓練を受け、厳しい口話の訓練を受け、
親からも日中、訓練を受けないとできません)
ですから自分が幼稚部の時分は、
もう聴能訓練or口話訓練のオンパレードの記憶しかございませんでしたね。
しかし、幼稚部だけの訓練で、口話ができると言う子はほんの一握りです。
そして口話ができる子は、ほとんどが親の希望で、
難聴学級のある小学校もしくは自宅近くのふつう小学校に変わります。
幼稚部卒業時に行けなかった子でも、一年後(小1)、二年後(小2)に変わる時もあり、
小1から入り直すと言うことも当時多かったです。なぜ、小1から入り直しとなるのか?
実は、聴能訓練・口話訓練が小1,2の勉強より、大事とされた為なんです。
その為、普通の学校で当たり前のように習う授業が聾学校では、小3,4から始まるというケースもありました。つまり、当時は
「耳が聞こえなくても、健聴者と同じ立場でコミュニケーションできるように!」
が、スローガンでした。口話が一番大事で、手話は身振りとかするから耳が聞こえないとわかるから、
みっともないのでダメ!という考えがまかり通っていたのです。
(注釈、ろう、聴覚障害者から見たら「健常者」と言うより、健聴者という方がシックリ来ますね。)
口話できても、やはり、発音は苦手なのがあります。自分の場合は、「さ」行の発音は今でもうまくしゃべれませんですね~。
例 「さ」→「ちゃ」・「し」→「ち」・「す」→「ちゅ」・「せ」→「ちぇ」・「そ」→「ちょ」
という風に聞こえるみたいです。
>「恵美ちゃんのなんですねー?そのロザリオ
>ー」。 ジェミーの質問にコクンとうなづく恵美ちゃ
>ん。
>聴き取れてる。よく見ると彼女の耳に補聴器がつ>いています。
>それくらいの聴力はある・・ということ?
いやいや、ないでしょう。おそらく、口話を読み取ってたんでしょうね~。
ゆっくりとしゃべって、口を大きくわかりやすく、話しかけてくれたら、大概は読み取れますから。
>「思い出しましたよー、先輩。あの子、実は先輩た>ちと同じ歳なんです。
>1年遅れて入学したんですよ。噂になってまし
>た」。
>「1年遅れて?」
>「ええ。健常者と同じ高校入りたいって。
>去年は教育委員会だかの許可がおりなかったん>ですって」。
>健常者と同じ学校・・・か。
>僕たちは、なんの考えもなく、学業レベルで学校>を選んでいましたが、
>そういう「入学の仕方」もあることを初めて知らされ>ました。
>それは正直、ちょっとしたショックでもありました。
そうですね。僕の5~10上の先輩方の中には聾学校高等部(高校と同じ)卒業後、
健聴者の高校に1年生から入り直して大学まで行ったという方がゴロゴロとおられましたよ。
当たり前のように健聴者と同じスタートラインから小学校に入り始めたのは
僕より一学年~2学年上の先輩からでしょうかね。
(統計がないのでわかりませんが、自身の体験上からです。)
しかし、聾学校高学年から、健聴者の学校に変わるとなるとやはり、1,2学年遅れて入るのが常でしたね。長くなってすみませんです。
今日も遅くなりました・・すみません(TT)
登校です。
『天使の恵美ちゃん』の意味、わかりました。
なんというか。
この先の話を読んでいきたいと思います。
ジェミーくん。
完璧な女装を願います!(笑)
ばれちゃだめですってぇ。
>はじめにtorayoko2006さん
書きづらいこともあったと思いますが、ありがとうございました。
天使の恵美ちゃんは、この話の前年に手術を受け、ある一定の音域は聴こえるようになっています。それがどのように本人の耳(骨?)に伝わっているのかはわかりませんが、子音は発音しにくいようでした。
彼女が耳が不自由になったのは、たしか小学校のときで、それ以前は健聴者らしき話を聴いています。
まぁ、いずれにせよひとづたいのことなのであやふやなことなのですが。
高校1年からの同時入学は、やはり「学力のおくれ」(他の学習に時間がくいますので)もありますが、教育委員会が許可をおろさなかった、というのが最大の要因のようです。
おっしゃるとおり、それだけでスタートラインが違ってしまう世の中だったんですね。そして世の中に出てからの荒波は、僕よりtorayokoさんのほうがよくご存知でしょう。
僕たちは、このことからいろんな過ちをおかしますが、ひとつ彼女から大事なことを学びます。
正確に書けるかどうかわかりませんが、今後の展開にご注目ください。
言うまでもなく、ぼくちゅうは、お読みになっていらっしゃるかたはすべて同等の扱いですので、そこに「気を使う」ことはまったくいたしません(笑)。
torayoko2006さんにとっては、気になることや、気に障ることもあるかも知れませんが、そういう読み物としてお楽しみいただければ幸いです。
>ガンさん おまたせ
>そんなに冬服欲しいのか・・。
>そんなに女装好きなのか?
それもセーラー服に特化してましたね。
褒められすぎた、というのも原因のひとつかと思われます。
とにかく、そこいらの女子高生より、ずっと可愛いんですよ。これが。
>フェニックスかめさん 再び
>てっきり洗車をさせられるだろうと
>勝手に想像しておりました♪
>失礼致しました(ペコリ)
うん。そうとは限りません。
>ちはるさん 小ネタバレあり
>初老と恵美ちゃんの関係も気になるところです~。
園長さんは、園長さんです。
後々まで出て来ますが、たいした関係ではありません。
>ペンタイアさん 登校確認!
>お欄姐さんの冬服は結局もらえるんでしょうかね。
それが今夜あたりですね。
プチ予告に書いた通りです。
>ナイアさん
>ジェミーの女装ばれちゃったんですね。でも、もてない先輩達のために女装してたなんて・・・・・ 何てけなげ・
そういうとりかたもあるか???
とりあえず「読書百ぺん、意自ずから通ず」という諺を思い出してください。
せっかくいい話だったのに・・・
やっぱりぼくちゅうだ(笑)
んもう、くろわっさんってばひっぱるんだから・・・。
>2児の母さん
>なんか うらまやしいぃ~~~)^o^(
>毎日 雪だるま造ってるの
あ。もとにもどってる。
昨日はなにか食べ合わせが悪かったんですね?
>じゃこさん 登校(ネタバレあり)
>森田くんの遠い記憶が気になりますね。ロザリオの秘密・・
はい。これが「恋の鍵」になります。とっても重要です。
しかも深い~。
>サトシさん
>やっと西条くんゲットしました~~。。
>いやぁ、強いの何のその・・弱らせるなんてできるわけもなく、探検出だしからマスターボール使いましたよ、これ
西条くん。ミュウツーですから。
>ことがねさん
>ロザリオ、初めて見ましたけど綺麗ですね~
>けどこんなのが仏教系の森田君が何故見覚えがあるのか。
そこですね~。
まだ明かせません。
>まゅさん
>清楚な感じで終わりなんですか?
>考えすぎなのかなぁ?w
いえいえ。これはまとめて返してますから、いいですよね。
>☆男さん
>ママチャリ軍団でも十分変な連中だと思うんですが・・・・・・
あはははは。
>ともさん
>恵美ちゃんの身の上を心配しつつ、森田くんとの今後が楽しみです。ほほほーっラブロマンスは好き好きヨ。
うん。でも「寅さん」とマドンナみたいな恋物語ではありませんよ。
>さわさん HappyBirthday!!!!
お誕生日。
おめでとーございます!!
>るりさん 登校確認
>『天使の恵美ちゃん』の意味、わかりました。
>なんというか。
>この先の話を読んでいきたいと思います。
はい。目をそむけないよう、今のうちからお願いいたします。
>みきままさん
>せっかくいい話だったのに・・・
>やっぱりぼくちゅうだ(笑)
あい。ぼくちゅうはぼくちゅうです。
>くろわっさん
>言うまでもなく、ぼくちゅうは、お読みになっていら>っしゃるかたはすべて同等の扱いですので、そこ>に「気を使う」ことはまったくいたしません(笑)。
>torayoko2006さんにとっては、気になること
>や、気に障ることもあるかも知れませんが、そうい>う読み物としてお楽しみいただければ幸いです。
いえいえ、気にしていませんよ~。
これを見ている方達に、聴覚障害者とは、なにかを少しでも知ってほしいなという感じで補足して書いただけですので・・・。
注釈みたいなものと思ってもらえれば・・・。(出しゃばりだけかも・・・ですが・・・(汗)。)
>torayoko2006さん
いえー。みなさん、すっごいいい体験だったと思います。
torayokoさんのコメントだけで、ぼくちゅうそのものに匹敵しました。ありがとうございます~。
というか、ぼくちゅう、くっだらねー部分多いですからねー(笑)。
>torayoko2006さん
勉強になりました。(礼)
>くろわっさん
このブログ、勉強になります。(礼)
高校生のとき1年間だけでしたが、手話を習っていました。
そのときの先生は、ろうあ者の方でした。
ろうあ者(というか、身体に障害をもったかた)と接するのはそのときが初めてでしたので、最初は正直、戸惑いましたけど。
大変気さくな方で、素敵な先生でした。
手話だけでなく、いろいろと教えてもらったり、感じたりしたことをtorayoko2006 さんの米を読んで思い出しました。
手話は忘れてしまいましたが・・・(って、ダメじゃん、ワタシ)
とてもおもしろかったですーー
でも、森田くんのロザリオの記憶って・・・
次がきになるですーーー
次も読むですーー!!
僕の高校の校長は円福寺の住職です。
多分、違う「円福寺」だとは思いますが
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こいつらは、まともにまっすぐ悪戯しないで帰る事はできんのか?
あっ!それじゃ『ぼく駐』成り立たねぇか・・・・まったく。
『たんげ』くん、ジェミーってそんな名前あったの?!
東北地方はどの当たりなんでしょうねぇ・・・。
家のダンナの実家が、宮城県の気仙沼なんですが、雪は海風せいでそんなに多くは積りません。
もちろん東北ですので、雪降る事は降ります。
恵美ちゃんの聴覚障害は、生長の途中でなったんですかぁ?! 人には色々苦労があるんですネ。
色付きの文字we laveus
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ロザリオ~~~~~~~~~。おもろい。
ジェミーさんは風邪は引かなそうです。
小学生シータくん(ちゃん?)
こんなところにも来ていたんですね。