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ケライーズ21号のみなさんへ→
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「ホンダがCB750ってベストセラーバイクを出した年にね。ヤマハが悲運の名車XS-1って650を出したんだけどね」。
「ペケエスってやつですね?」
「そうそう。よく知ってるなー。おそらく日本のバイクの歴史でも、それまでに最も美しいバイクだったと思うんだけど。それがね。加奈ちゃんのバイクだったんだけどね」。
「ええ。今もヤマハの650ですよね」。
「大型バイクは、当時、大金持ちのお遊びだったんだけどさ。オートレーサーには系列あってね。バイクメーカーからモニターみたいにして安く、とか、ただで与えられたりしたんだよ」。
「それで・・・ヤマハに」。
「ああ。だからなおのこと目立ってねぇ。特にCB750とかGT750の連中はペケエスを目の敵みたいにしたとこあったなぁ」。

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「ホンダがCB750ってベストセラーバイクを出した年にね。ヤマハが悲運の名車XS-1って650を出したんだけどね」。
「ペケエスってやつですね?」
「そうそう。よく知ってるなー。おそらく日本のバイクの歴史でも、それまでに最も美しいバイクだったと思うんだけど。それがね。加奈ちゃんのバイクだったんだけどね」。
「ええ。今もヤマハの650ですよね」。
「大型バイクは、当時、大金持ちのお遊びだったんだけどさ。オートレーサーには系列あってね。バイクメーカーからモニターみたいにして安く、とか、ただで与えられたりしたんだよ」。
「それで・・・ヤマハに」。
「ああ。だからなおのこと目立ってねぇ。特にCB750とかGT750の連中はペケエスを目の敵みたいにしたとこあったなぁ」。

クォォォォォォォン
乾いたエギゾーストノートを残しながら、ワインディングをまるで小排気量バイクのように機敏に走るXS-1。
それを駆るのが女性ライダーであったため、何人もの男性ライダーたちがからかうように挑むけれど、誰ひとりとして彼女に勝ったためしがない。
それが加奈子さん。当時18歳。
それはすでに伝説にさえなろうとしていました。
観光道路の冬期封鎖が解けると、彼女は毎日のようにそこに現れます。
その速さもさることながら、伝説に拍車をかけたのが彼女の美しさでした。
いつかライダーたちは、彼女を「XSの牝豹」という異名で呼びました。
ヤマハXS-1は、排気量こそホンダCB750に劣りましたが、排気量の割合に非常に軽く、とりまわしがいいためにワインディングでは圧倒的に有利でした。
そのビリジアンにホワイトラインのデザインは、後々まで語り継がれたほどに美しく、まさに彼女を伝説にするにじゅうぶんでした。
観光地でもあるワインディングロードは、そこを登りきった山頂に、ドライブインと広めの駐車場があります。
彼女はそこがいたくお気に入りでした。
その日も加奈子さんは、そこで小休止をとっていましたが、彼女がいると、たちまち男性ライダーたちが寄ってくるために、たいていは早々に立ち去らなくてはなりませんでした。
が、その日声をかけてきたのは、めずらしく女性ライダーでした。
「あんた」。
「え?私?」
「そ。XSの牝豹ってあんたのことだよね」。
「さぁ・・・。私は名乗った事ないけど」。
「え。とぼけなくっていいよ。XSに乗ってる女なんて、県内中さがしたってあんたくらいしかいないから」。
「じゃ。そうなのかも。あなたは?」
コケティッシュな笑顔で答える加奈子さん。
「え?あたいは異名なんかないわ。そうねぇ。強いて言うならマッハの猪?」
「イノシシ?」
「曲がんのが苦手なのよー。あはははは」。
「あはは。曲がるの苦手なのにワインディング来てるわけ?」
「えっとー。あたいは、この景色が好きだから」。
「あら。私もよ」。
「あんた、本名は?まさか牝豹ってことないでしょ?」
「私は。・・加奈子」。
「あたいはねー。菊。でもちっちゃいから、みんなヒナギクって呼んでるの。よろしくね」。
加奈子とヒナギク。この出会いこそがジャスミンの始まりです。
ヒナギクは本人が言うほどには小さくはありませんでしたが、彼女の乗るカワサキの350は、やはり対比物としてかなり大きく見えました。
「女性ライダー、それも大排気量に乗る女性はまだまだ稀だった頃だからね。2人はすっかり意気投合してねぇ。すっかりツーリングの魅力にとりつかれるんだな」。
「わかるような気がします」。
「だんだんね。集団だとからかわれることが少ないってことに気づいて。1人増え、2人増え、だいたい10人くらいになって・・・」
「女性ライダーばかり?」
「ああ。当初はね。その頃なんじゃないかな。ジャスミンって名前がつくのは」。
とある峠筋のドライブイン。
「あたいたちもさー。これだけの人数なったんだから、なんか名前ほしいよね!」
言い出したのはヒナギクでした。
「名前?」
「加奈子。なんかいい名前ない?」
「名前・・・ねぇ。じゃ、”女性ライダース”ってのは?」
「まんまじゃん!そうじゃなくって~~~、こう~~~、もっとオシャレな・・・」
「ワンピース」。
「いや・・・オシャレってそういう意味じゃなくって。しかもなんかそれ未来的にダメな気がする」
「未来的に?」
「うん。なんか人気漫画のタイトルとかになりそうだもん」。
「そう?」
「もっとこう・・・。そうそう。マーガレットとか!」
これに反応してメンバーたち、
「りぼんとか?」
「少女コミックとか?」
「少女フレンド?」
「いやいやいや・・・あんたらねぇ・・・」。
「なかよし!」
「かっこわり~~~~」
「別冊フレンド!」
「いや・・・別冊のグループどこにいんの」。
「少女クラブ!」
「講談社から離れろ!」
「アタックNo.1」
「スマッシュを決めろ!」
「おくさまは18歳」
「アテンションプリーズ」
「あんたら。なんで漫画の話になってんのっ!」
あははは
「そうねぇ・・・。じゃ・・・・」
「ヒナギクの言ったマーガレットでいいよ」。
「いや。なんかそれも雑誌に思えて来た・・」。
「あんたらが余計なこと言うからでしょ?」
ここでひとりが言い出しました。
「じゃ~~~~、ジャスミンは?」
「ジャスミン?」
「うん。だって加奈子、いっつもジャスミンティーの香りしてるじゃない?」
「え?そう?」
「うん。あたしも加奈子の匂いだいすき!なんかホワ~~~ンって。安心するの」。
「ジャスミンね~~~。うん!いい!絶対いい!」
10人ほどのツーリンググループであった彼女たちは、誰がリーダーと定めるでもなく、ただ集まってツーリングするだけの仲間でしたが、加奈子さんは、中でもダントツのテクニックを持ち、また彼女がいることで、男性が大量に寄って来るため、いつの間にか彼女がグループの中心的存在となって行きました。
大型バイクを乗っている女性、というだけでもめずらしい当時、女性ツアラーグループは、さらにめずらしく、やがて男性ライダーたちの注目の的となっていきます。これは多くのメンバーにとっても歓迎すべきことでした。
いつしかジャスミンのまわりには、常に男性のツアラーグループが集まるようになって、それは傍目から、かなり大きな集団になっていました。
当時のバイクは、2サイクルが多かったために、バイクの排気音はかなり大きく、その存在は、時にうとまれ始めていました。
もとより男性メンバー(?)は、意を通じて集まった者とは異なりますから、烏合の衆で、必ずしも正統派ライダーというわけでもありません。
それなのに、いつか彼らも「ジャスミン」を勝手に名乗るようになっていきました。
「勝手に名乗るってのもすごい話ですね」。
「うん。どっかに所属してるって言うと強くなった気になれるからね。僕らもそうだった」。
「星屑も?」
「ああ。でもジャスミンは、創始者はいるわけだけどリーダーっていないからね」。
「そこから暴走族に?」
「うん・・・。まわりだけが勝手にね。僕ら星屑とはまったく違うパターンだな」。
「へぇ」。
「集団ってのはねぇ。思わぬ動きを勝手にするもんなんだよ。それ自体が生き物って言うか」。
「ふうん・・・」。
そう言えば、僕たちのグループもその通りで、全員の動きを西条くんが知っているわけではありませんでした。
また、西条くんがリーダー格であることは間違いありませんでしたが、彼が統制をとっているわけでもなく、人数も決まっていませんでした。
「そうなるとねぇ。当然、当局も目をつけるようになる」。
「そうでしょうね」。
「加奈ちゃんは、いわれの無いリーダーとして警察の目につくんだよ」。
「それもひどい話だなぁ」。
「それで加奈ちゃんのお父さんが怒ってねー。バイクのキーとりあげちゃったらしいんだな」。
しかし、加奈子さんがいないからといって、集団化した「ジャスミン」の動きが止まるわけではありませんでした。
そして彼女の運命を大きく左右する事件は、皮肉にもこの「彼女がバイクに乗っていない時期」におこったのです。
その日、一本の電話が加奈子さんに入りました。
「ヒナギクが?事故った?ほんとなの?」
「うん。なんかからまれて。ワインディング競ってるときに」。
「なんで競争なんて・・・。あの子マッハなのよ?ストレートならともかく・・・勝てるわけないじゃない」。
「えっとね・・・。ごめん。ホントは加奈子に挑んで来たんだけど・・・いなかったから。」。
「私のかわり?・・・それで?」
「ごめん!ほんっと!わたしたちも止めたのよ!無理だからって!でも・・・」
「でも?」
「・・・・」
「それでどうしたの!?答えて!」
「・・・片足・・・。なくしたみたい・・・」。
「片足って・・・・」
加奈子さんは父の隠したキーのありかを実は知っていました。
彼女は、その日、本当に数週間ぶりにXS-1のセルをキックしていました。
「お姉ちゃん!どこ行くの?」
「あ、美奈子。なんでもないの。すぐにもどるわ」。



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乾いたエギゾーストノートを残しながら、ワインディングをまるで小排気量バイクのように機敏に走るXS-1。
それを駆るのが女性ライダーであったため、何人もの男性ライダーたちがからかうように挑むけれど、誰ひとりとして彼女に勝ったためしがない。
それが加奈子さん。当時18歳。
それはすでに伝説にさえなろうとしていました。
観光道路の冬期封鎖が解けると、彼女は毎日のようにそこに現れます。
その速さもさることながら、伝説に拍車をかけたのが彼女の美しさでした。
いつかライダーたちは、彼女を「XSの牝豹」という異名で呼びました。
ヤマハXS-1は、排気量こそホンダCB750に劣りましたが、排気量の割合に非常に軽く、とりまわしがいいためにワインディングでは圧倒的に有利でした。
そのビリジアンにホワイトラインのデザインは、後々まで語り継がれたほどに美しく、まさに彼女を伝説にするにじゅうぶんでした。
観光地でもあるワインディングロードは、そこを登りきった山頂に、ドライブインと広めの駐車場があります。
彼女はそこがいたくお気に入りでした。
その日も加奈子さんは、そこで小休止をとっていましたが、彼女がいると、たちまち男性ライダーたちが寄ってくるために、たいていは早々に立ち去らなくてはなりませんでした。
が、その日声をかけてきたのは、めずらしく女性ライダーでした。
「あんた」。
「え?私?」
「そ。XSの牝豹ってあんたのことだよね」。
「さぁ・・・。私は名乗った事ないけど」。
「え。とぼけなくっていいよ。XSに乗ってる女なんて、県内中さがしたってあんたくらいしかいないから」。
「じゃ。そうなのかも。あなたは?」
コケティッシュな笑顔で答える加奈子さん。
「え?あたいは異名なんかないわ。そうねぇ。強いて言うならマッハの猪?」
「イノシシ?」
「曲がんのが苦手なのよー。あはははは」。
「あはは。曲がるの苦手なのにワインディング来てるわけ?」
「えっとー。あたいは、この景色が好きだから」。
「あら。私もよ」。
「あんた、本名は?まさか牝豹ってことないでしょ?」
「私は。・・加奈子」。
「あたいはねー。菊。でもちっちゃいから、みんなヒナギクって呼んでるの。よろしくね」。
加奈子とヒナギク。この出会いこそがジャスミンの始まりです。
ヒナギクは本人が言うほどには小さくはありませんでしたが、彼女の乗るカワサキの350は、やはり対比物としてかなり大きく見えました。
「女性ライダー、それも大排気量に乗る女性はまだまだ稀だった頃だからね。2人はすっかり意気投合してねぇ。すっかりツーリングの魅力にとりつかれるんだな」。
「わかるような気がします」。
「だんだんね。集団だとからかわれることが少ないってことに気づいて。1人増え、2人増え、だいたい10人くらいになって・・・」
「女性ライダーばかり?」
「ああ。当初はね。その頃なんじゃないかな。ジャスミンって名前がつくのは」。
とある峠筋のドライブイン。
「あたいたちもさー。これだけの人数なったんだから、なんか名前ほしいよね!」
言い出したのはヒナギクでした。
「名前?」
「加奈子。なんかいい名前ない?」
「名前・・・ねぇ。じゃ、”女性ライダース”ってのは?」
「まんまじゃん!そうじゃなくって~~~、こう~~~、もっとオシャレな・・・」
「ワンピース」。
「いや・・・オシャレってそういう意味じゃなくって。しかもなんかそれ未来的にダメな気がする」
「未来的に?」
「うん。なんか人気漫画のタイトルとかになりそうだもん」。
「そう?」
「もっとこう・・・。そうそう。マーガレットとか!」
これに反応してメンバーたち、
「りぼんとか?」
「少女コミックとか?」
「少女フレンド?」
「いやいやいや・・・あんたらねぇ・・・」。
「なかよし!」
「かっこわり~~~~」
「別冊フレンド!」
「いや・・・別冊のグループどこにいんの」。
「少女クラブ!」
「講談社から離れろ!」
「アタックNo.1」
「スマッシュを決めろ!」
「おくさまは18歳」
「アテンションプリーズ」
「あんたら。なんで漫画の話になってんのっ!」
あははは
「そうねぇ・・・。じゃ・・・・」
「ヒナギクの言ったマーガレットでいいよ」。
「いや。なんかそれも雑誌に思えて来た・・」。
「あんたらが余計なこと言うからでしょ?」
ここでひとりが言い出しました。
「じゃ~~~~、ジャスミンは?」
「ジャスミン?」
「うん。だって加奈子、いっつもジャスミンティーの香りしてるじゃない?」
「え?そう?」
「うん。あたしも加奈子の匂いだいすき!なんかホワ~~~ンって。安心するの」。
「ジャスミンね~~~。うん!いい!絶対いい!」
10人ほどのツーリンググループであった彼女たちは、誰がリーダーと定めるでもなく、ただ集まってツーリングするだけの仲間でしたが、加奈子さんは、中でもダントツのテクニックを持ち、また彼女がいることで、男性が大量に寄って来るため、いつの間にか彼女がグループの中心的存在となって行きました。
大型バイクを乗っている女性、というだけでもめずらしい当時、女性ツアラーグループは、さらにめずらしく、やがて男性ライダーたちの注目の的となっていきます。これは多くのメンバーにとっても歓迎すべきことでした。
いつしかジャスミンのまわりには、常に男性のツアラーグループが集まるようになって、それは傍目から、かなり大きな集団になっていました。
当時のバイクは、2サイクルが多かったために、バイクの排気音はかなり大きく、その存在は、時にうとまれ始めていました。
もとより男性メンバー(?)は、意を通じて集まった者とは異なりますから、烏合の衆で、必ずしも正統派ライダーというわけでもありません。
それなのに、いつか彼らも「ジャスミン」を勝手に名乗るようになっていきました。
「勝手に名乗るってのもすごい話ですね」。
「うん。どっかに所属してるって言うと強くなった気になれるからね。僕らもそうだった」。
「星屑も?」
「ああ。でもジャスミンは、創始者はいるわけだけどリーダーっていないからね」。
「そこから暴走族に?」
「うん・・・。まわりだけが勝手にね。僕ら星屑とはまったく違うパターンだな」。
「へぇ」。
「集団ってのはねぇ。思わぬ動きを勝手にするもんなんだよ。それ自体が生き物って言うか」。
「ふうん・・・」。
そう言えば、僕たちのグループもその通りで、全員の動きを西条くんが知っているわけではありませんでした。
また、西条くんがリーダー格であることは間違いありませんでしたが、彼が統制をとっているわけでもなく、人数も決まっていませんでした。
「そうなるとねぇ。当然、当局も目をつけるようになる」。
「そうでしょうね」。
「加奈ちゃんは、いわれの無いリーダーとして警察の目につくんだよ」。
「それもひどい話だなぁ」。
「それで加奈ちゃんのお父さんが怒ってねー。バイクのキーとりあげちゃったらしいんだな」。
しかし、加奈子さんがいないからといって、集団化した「ジャスミン」の動きが止まるわけではありませんでした。
そして彼女の運命を大きく左右する事件は、皮肉にもこの「彼女がバイクに乗っていない時期」におこったのです。
その日、一本の電話が加奈子さんに入りました。
「ヒナギクが?事故った?ほんとなの?」
「うん。なんかからまれて。ワインディング競ってるときに」。
「なんで競争なんて・・・。あの子マッハなのよ?ストレートならともかく・・・勝てるわけないじゃない」。
「えっとね・・・。ごめん。ホントは加奈子に挑んで来たんだけど・・・いなかったから。」。
「私のかわり?・・・それで?」
「ごめん!ほんっと!わたしたちも止めたのよ!無理だからって!でも・・・」
「でも?」
「・・・・」
「それでどうしたの!?答えて!」
「・・・片足・・・。なくしたみたい・・・」。
「片足って・・・・」
加奈子さんは父の隠したキーのありかを実は知っていました。
彼女は、その日、本当に数週間ぶりにXS-1のセルをキックしていました。
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- 11章-第25話 ジャスミンティーとクロワッサン(6)
- 11章-第24話 ジャスミンティーとクロワッサン(5)
ああ、なんか、頭をがつーんとやられたような衝撃がありました。足をなくすって・・。
早く続きください~!!;;
毎日ぐっと心つかむお話、ありがとうございます!
そんなことがあったんですか。。。
続きが楽しみです♪
そんなことが
>もたさん
一番載り認定!!
お待たせしました。
>you@ぼんちゅうさん ひさびさ登校~
もらったやつ、載ってないの。ごめんね。
ちゃんと編集までは送ったのに(泣
改訂版に載ります。すいません。
>papa
はい。人に歴史あり、ですね。
「本人には言うな」
このマスターの言葉はヒナギクさんの、、、
明るい奥さんの雰囲気からは想像できない辛い過去を背負ってるんですね。
その過去を感じさせない加奈子さん、やはり素敵な人です。
>テラsan先生
>「本人には言うな」
このマスターの言葉はヒナギクさんの、、、
いえ。これだけではないのでした。
思い出したくないというのはこういう事だったんですね...
この頃はちょうどHY戦争の時期でもあったんでしょうか?
加奈子さんの運命を大きく変える事件か・・・
ヒナギクちゃん片足なくすなんて
つらすぎるです(;_;)
かっけぇ!!!
と、思いつつ…
悲しい話し?どうなるの?
明日が気になりますっ!!
片足か...
それで責任を感じてしまうのが、良い所...か...
因果な話ですね
絡まれるのを避けるために集まったにも関わらずそれが原因で絡まれてしまう
またそれが本人たちの意図しないことであれば尚更です
ヒナギクさん・・・
女の子が片足なくすって・・・
かくいうおいらもバイク仲間数名亡くしてます。
まあ それでバイク降りた訳なんですが(;^_^A
気を付けててもおこってしまう事故もあります。
避けようがない状況も。
車と違って生身むき出しのバイクは
カッコいいかもしれないけど危険と隣り合わせです。
これから免許取る方も、今乗ってる方も気を付けて。
加奈子さんかっこいい・・・・
本当に色々なドラマが繰り広げられてますね
(´・ω・`)
うーん、言葉が出ない。
自分たちが望まない集団に成長していって、不幸な事故がおきて・・・
静かに続きを待ちます。
ただ楽しく走りたいという気持ちがあってのグループだったのに、
それが意図しない方向に動き出して、悲しい思い出まで出来てしまって、
なんで、こういうことになってしまうんでしょうね・・・。
「集団」って難しいです。
悲しい過去があったんですね、加奈子さん。
でもこれからの駐在さんとの出会いがワクワクです。
ヒナギクさんカワサキなんて随分渋いのに乗ってたんですね、最近はホンダとか多くなってきましたけど
XSの牝豹かぁ……
…xSの牝豹………
………Sの牝豹………
バスーーーーーーーーン!!!
あっポチポチしないとな
秘技「ブラインドクリッ~ク」
「本人には言うな」の意味が、半分くらい解ったのかな?
悲しすぎる事故ですね。
いつもぽち、してからじゃないと読まないと自分で決めてます。
えらいでしょ?
騙りジャスミンが情けないです・・・。
男のくせに女の子の後ろに隠れるこの行為、とっても卑怯です。
虎の威をかる狐・・・ではないけど、騙るってことはそういうことでしょう。
ごく普通にバイクに乗ることを楽しんでいた彼女たちが無関係な男どもの餌食になった結果がヒナギクさんの大怪我で。
加奈子さんの気を惹きたくて集まったのに、やってることはチンピラの真似事。
加奈子さんがなびく筈もありません・・・。
騙りジャスミンは何がしたかったんでしょう?
PS.それにしても。
くろわっさんは少女漫画の知識まであるのですね!
私の知らない少女漫画まで出てきたわ・・・。
キーのありかを知っていたけど乗らなかった加奈子さん・・
ヒナギクさんはもしかして始めて心を通わせる事の出来た友人だったのかな?
ふと思いました。
この後、いよいよ・・ですか。
加奈子サンとジャスミンの関係…そんな歴史があったなんて…
加奈子サン、辛いだろうなぁ…知らなかったとはいえ、自分の代わりにヒナギクちゃんが競争して、その結果の事故…
命までは奪われなくとも、片足が…
嗚呼…今宵もアップが待ちどおしいよ_| ̄|○
P.S
本、ゲットしました~(*´艸`)
アタシの名前は出てなかった_| ̄|○
マダマダ先ッスね( ̄▽ ̄;
>もらったやつ、載ってないの。ごめんね。
ちゃんと編集までは送ったのに(泣
改訂版に載ります。すいません。
あ、そうなんですね(^^)
逆にくろわっさんが大変でしたね。
あれこれと、あちこちに気を遣う事態に
なってしまったんですから!
気になさらないでください☆
改訂版買いますから♡
たぶん今日明日あたりに届くらしいのですが
初版ですよね?
これはこれで宝物にいたします(^^)
バイクに乗って仲間が出来てくると、楽しく賑やかな事がたくさんあるけれど、
悲しい事が起きてしまうと、体をさらしているぶん悲惨な結果になりやすいです。
私も何度か悲しい思いをしましたが加奈子さんもやっぱり・・・。
骨折やケガぐらいだったら後から笑い話しにもなるんですがネ・・・・・。
バイクに乗った長い髪の女性ライダーって美しいですよネ~。
張り出したバスト引き締まったウエストとヒップ!
コーナーをきるときの色っぽい腰つき・・・・。又後をついて走りたいナ~(*^^*)
名前を決めるやりとりに爆笑www
ワンピースはたしかにまずいわ、未来的に。
ヒナギクの事件、自分が居ないときに起きただけに
美奈子さん責任感じるんだろうなぁ・・・。
お久しぶりです。
ひなぎくさん・・・。大丈夫でしょうか?
責任感の強い加奈子さんも同じくらいに気になります。
はじめまして。
私も「ひな」ってあだ名ついててずっとROMしてましたが思わず登校。
名前を決めるくだりとか、当然創作なのにまるで本当にあったかに錯覚させる文章力にただただ脱帽です!
それからご報告。札幌平積みです~~~~
加奈子さんとヒナギクさんの出会い、素敵だったのに…ジャスミンは素敵な集まりなのに…なんでこんなことに。
名ばかりのジャスミンの人達は誰ひとりとして責任を感じはしないだろうに…きっと加奈子さんは…。ホント理不尽ですよ。
でも、これだけじゃ終わらないんですよね?この先どんな悪いことや良いことが起こるのかドキドキです。
加奈子さんの運命を見つめソワソワ少しワクワクって感じですねo(^^)o
次の更新期待!あまりに酷い事になりませぬように!
名前を決める場面で、不意に「ジェミーアンド~」のやりとりを思い出してしまい、
ようやく収まった笑いがまた、こみあげてしまいました
この後、美奈子さんやひなぎくさん達がどうなるのか、とても楽しみです。
ジャスミン誕生秘話はワクワク気分で読めたのに
ヒナギクさんの事故の話でハラハラッス!
もう結末は決まってることなんでしょうが
「昔の話さ」
って思えるようなお話にしてほしいもんだ
ってか 加奈子さんの写真 ほしいと思ってるのは
わしだけやないはずやww
ヒナギクさんが片足失った・・
実はわたしの母も数年前事故で片足失いました。
・・っても暴走ではないですよ。
田舎道でカブに乗ってとことこ帰っているときに、GSから出てきたクルマとぶつかりました。
相手も高齢者で・・。ジコって若者ばかりじゃないんですね・・特にこれからは高齢者増えますから。
あ、関係ないことばっかりでスイマセン。
ヒナギクさんは若いから、義足も充分使いこなせますね。
加奈子さん、責任感じることはないですよ。避けることができない運命ってあると思います。
加奈子さんのこの後どうなるんだろ。
挑んだのが駐在さんのチームじゃないように。
ガツンと衝撃が走りました。
バイクは事故るとモロに体に来ますから。
軽く読んでたのに・・・衝撃です。
今日はショックでした。
びっくりした。
最近クリックしてませんでしたよ~。
なんか‥、この章はつくづく『集団』というものを考えさせられますね。
ジャスミン。
思わずホッとするような、良い名前なんだけどなぁ。
>みなさん 【重要】
これは次の話で前置きで書きますが、
ぼくちゅうにしては描写がきつい
というご意見も直メールなどでいただいております。
が、バイクはオモチャではありません。
多くの若者たちが、これを勘違いして、ひどい場合は命を落とします。
小説は疑似体験ですので、今これを読んでいる子供達が、ふと思い出してスロットルをゆるめてくれれば、それでいいのです。
ねこさんとか、コメントに書かれているように、オートバイ事故はまったく他人事ではなく、はっきり申し上げて「つきもの」なんです。
したがって本文を変えることはございません。
悪しからず。
2ケツはそのひとの人生背負う覚悟でやるものです。
あれ。ちゃおは無かったんですか?
バイクって危ないことも多いのですね。
今までカッコイーとしか思ってませんでした。
大人になって運転したりすることがあったら、きちんと気をつけねばですね。
でも、こわくて乗れないかもです。
高校時代、ラグビーで大学推薦が決まってた先輩がバイク事故で亡くなりました。
ラグビー部顧問の先生は、先輩のご遺体に
「○○!こんな所で寝てると、風邪引くぞ!起きろ!」
と何度も何度も声をかけておられました・・・・・。
それ以来、僕はバイクには乗りません。
バイクが悪いわけではないんです。
皆さん十分にお気をつけください。
自分を、周りの人を大事にしてください。
くろわっさん、はじめまして。いつもぼくちゅうを楽しみにしています。僕は昭和59年生まれで時代こそ違えど、学生時代の懐かしさに読みふけっています。いつも楽しい物語をありがとうございます。
今回バイクの描写があり、特別な思いになり打たせていただきました。僕は2月にバイクで事故を起こして、今は入院中です。骨折や皮膚の壊死で4回の手術をしました。バイクを乗るのは楽しいことで今もその魅惑を懐かしみますが、事故の恐ろしさは半端なものではありません。今回は骨折程度で済みましたが、作中のひなぎくさんのように片足を無くすと思うとバイクがただの楽しみとは思えなくなります。
でもぼくちゅうが僕の心の支えになり、時に涙に時に笑いになっています。事故の教訓を生かしながらも、リハビリで元の生活を取り戻して、またツーリングに行けるように、そして前向きに生きていきたいです。
僕はバイクではありませんが自転車で、しかもママチャリでコケて骨が見えるくらい腕を切りました。
あれ以来、家の手伝いで農業機械等(トラクターやフォークリフト)を運転するときも注意して乗っております。
今年は車の免許を取るので今回のを頭に入れて免許を取りたいと思います。
今日もありがとうございました。
ただただ、ショックでした。。。
加奈子さんカッコイイ。。。ウフ(*'ー'*)♪
関係ないけど、半フィクション体感!
>未来的にダメな気がする
d(・д・*)コレノンフィクションだったら逆に凄いけど(笑)
それにしてもヒナギクちゃん大丈夫?(涙)
加奈子さん自分の身代わりに。。。っていたたまれないでしょうね。。
このコメントは管理人のみ閲覧できます
くろわっさん「重要」の意見に賛成です
私、現在はDTPの仕事してますが以前はバイク屋勤めてました
やはりお客様で怪我や事故、中には亡くなられた方もいます
あまり思い出したくナイのですが……私自身、事故現場に行き大破した車輛引き上げた事もあります
今だ乾いてない血液や…歯等…が散乱した現場も見ました
あくまで私個人の意見ですが悲惨さで言えば以前の「右京」の方が重いと思います
くろわっさんはココに集まる人達の為に仕事の合間に一所懸命「ぼくちゅう」書いてくれてます
今だって仕事してると思います
ココに集まる皆様も、くろわっさんの言葉で励まされ涙しイッパイ笑ったと思います
みんなココが好きだから集まってると思います
私はくろわっさんの言葉を全身で言葉のまま受け止めたいと思います
登校一週間程度の若輩者が個人的に意見しなくても良い事ですよね
皆様そしてくろわっさん本当に失礼しました
なんと・・・これは本人からは聞き辛いってものじゃありませんね・・・バイクは自転車の延長程度にしか考えてなかったけど・・・考え直す必要ありですね・・・
別所書店に行っても無かった1.2巻・・・これはほんとに取り寄せが必要かも・・・
このコメントは管理人のみ閲覧できます
>よしかずさん
>ぷれっそさん
>& みなさん
ぼくちゅうを読んで元気になれた、とか
いやなことあったけど、気分がはれた、とか、たくさんのメッセージに支えられてぼくちゅうは続いています。
でも、最も肝心なことは「予防」なんです。
なにかおきたあとで、元気づけることも大切ですが、できればおきないにこしたことはない。
世の中なにが幸いするかわからないので、こんな物語でも、誰かの「命の予防」になるかも知れません。
以前「強姦」をとりあげた時も、種々様々な論争を呼びましたが、目をつぶっていることは簡単です。
でも、おきてからじゃおそいわけですね。
バイクは、おっしゃるとおりに自転車のエンジン付きではありません。
車の半分だけが走っているんです。
これから免許をとられるかたも、たくさんご覧になっていますから、そのとき
「あー、ぼくちゅうのあそこはやだったなぁ。やなこと書きやがって」って。
思ってもらえれば、この話の意味があるんです。
みなさん人を送り出す時「気をつけて」って言います。
言われたほうも、言うほうも、その直後には忘れてしまいます。
事故がおきると「気をつけてって言ったのに」って言いますが、誰もそんなつもりで聴いていないし、言ってない。
だから、強烈じゃなきゃだめなんですよ。
「命の予防」…
父はいつも私の命の予防してましたね。
子供の頃は自転車を。16歳の時はバイクの免許を
。許してはくれませんでした。
夜には犯罪の確率が多くなるという事で結婚するまで門限は10時でした。
その時はみんなの親と違って厳しいというか、変わってるというか、そんな父が嫌いな時もありましたが、大人になって父なりの愛情が理解できるとその何倍も父が好きになるもんなんです。
キーを取り上げたお父さんも、キーのありかを知ってても乗っていなかった加奈子さんの親子関係が自分とダブっちゃいました。
私も元バイク乗りです。しかし、ヘタレな上操作もあまりお上手とは言えず・・・。今はもちろん乗ってません。自転車で2度ほど事故にあってたりしますし、そもそも2輪の乗り物には向いていないのかもしれません^^;
親戚の子が18でバイクに乗っていて事故で死にました。かなり悲惨な死でした。それ以来、その兄弟にも「絶対バイクには乗らないで」と懇願されてます。
未だに私たちの親世代にとってはバイク=不良です。今後もそんなことにならないように願ってます。バイクならではの楽しさというものもありますからね。しかし、乗りたい気持ちもわかりますが、怖い気持ちも同様に持ってます。
私が免許取れる歳になった時 弟に言われました。
「ねぇ~ちゃんは 自転車でも コケるんやけん、バイクは辞めときっ!!」
原付で専門学校に通学しているとき、先輩に言われました。
「お前は知らん奴かもしれんけど、お前の先輩は事故った時、メットが飛んで 死んだんぞっ!
メットの ベルトは キチンとしめとけっ!!」
私の周りの優しい人たちは、私の命を守ってくれましたっ(^^ゞ
バイクは怖いです
自分も怖くて免許あるのに乗ってないです笑
やっぱりバイクも車も
安全運転が一番です
僕は21歳の時、山道をバイクで走っていて事故り
背骨を骨折しました。
神経に触っていれば半身不随とかになっていたのですが
幸い神経に触ることはなく、1ヶ月寝たきりの生活をした後
車椅子に乗って動けるようになり、歩くリハビリをして
後遺症なく2ヶ月で退院できました。
しかし同じ病院内には、バイクの事故で、足をひきずっている人、
片足をなくした人、たくさんいました。
今乗っている方、これから乗ろうと思っている方、
どうか気をつけてください。
どこへ行っても何をしていてもリスクと言うか何かが起こるときは
起こります。
要は分かっていれば被害が最低限に押さえられるかも
知れない、ってことです。
ぼくちゅうを読んでいて、表現の仕方はとっても適切だと
思ってる。
何かを言ってきた人たちは、ぼくちゅうに必要以上の
期待を持っていたのでは?
実際の現実では、己の思う通りになんていくことはありません。
ありえません。
生意気言ってますが。
ぼくちゅうは今のまんまで充分素敵です。
はっきり言ってもっと過激でも構わないとも思ってます。
現実ってヤツをはっきり見せてください。
お願いします。
中学の時の先生が卒業前、最後の授業で言った言葉を未だに覚えています。
「女子!将来どんなに好きな男が出来て“この人と一緒なら死んでも良いわ♪”
と思ったとしても、それでもバイクの後ろには乗ったらアカン!死ぬのは後ろに乗ってるお前だけや」
数学の公式なんて何も覚えてないのにねぇ。
家の兄キはバイク好きで、いい加減おっさんなんだからとは思っても・・・。
本人がバイクが好きで、乗っているのに『もう、やめよう』なんて言えません。
可奈子さんの場合は、お友達のヒナギクさんが、悲しい結果になってしまったのは、誰の性でもないんですからぁ・・・???
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私もバイクは昔から憧れていましたが、母が「足無くしたり死んじゃったりする事があるから絶対乗っちゃダメ!」としつこく言っていました。
その時は心配症だなあ、なんて思いながら機会が無かった事もあり乗っていませんが、これを読んで本当に私の為を思って言ってくれていたんだなあと再認識させて頂きました。
バイクはかっこいいしバイクなりの良さがあると思うけど、生身で高スピードで走るって本当に怖いと思います。
加奈子さんは、これからどおするんせしょう
ヒナギクさん…大丈夫なのでしょうか、、