約束だからーー!
仲間と約束したからーー!
疲れて11時まで寝てましたが、ちゃんとやってまいりましたよ〜。
(いつもは「今日もこの時間かよ〜」・・で流れてしまうんです泣)
さて。約束はいいけど、今からできるヤツって言うと〜〜・・・
ショート『心頭滅却』
「うわぁ〜〜、あぢ〜〜〜〜!」「ああ、あっちぃな〜〜〜〜」
「暑い暑いって言うな!なおさら暑くなる!」
学校にエアコンなど、とんでもなかった頃。
狭いアジト教室は、人が集まると、どうしても室温が上がります。
「あぢぃから、お前ら出てけ!」
「なぁに勝手言ってやがる!?なら、孝明が出てけばいいだろが!」
「なにぃい!?」
こんな毎日の中、
西条くんだけは違いました。
「お前ら、うるさいぞ?」
「西条、暑くねぇのかよ?涼しい顔してぇ」
「まぁな」
確かに、西条くんだけ、文字どおり涼しい顔。
「ホントだ!西条だけ、汗ひとつかいてねぇ!」「マジ!?」
西条くんくらい、武芸に秀でると、一時的に汗をコントロールできるのだそうです(←本当!)
「まぁな。チンポをでっかくすればヒモもまた楽し、って言うだろが?」
「心頭滅却すれば、だと思うけど・・・・」「なんか達人が言うと説得力はあるな・・・」
涼しくなりたい一心、「心頭滅却」する方法を西条くんに教わることにしました。
「いいか?お前ら」
「「「「はい、師匠!」」」」
「女子のボックスプリーツのスカートな?」
「じょ、女子・・・?」「スカート・・・?」
「制服の!」

「あーー・・・ボックスプリーツって言うんだ?」
「知らなかった・・・」
「・・・・それが?」
「あれな、風通しがよさそうに見えて、実は暑い」
「そ・・・そうなんだ?」
「よく知ってんな〜〜〜」
「そう言えば、女子がたまにパタパタやってるの見たことある」
「・・・・・で・・・・それが?」
「スカートの中のパンティさんの気持ちになってみろ!」
「「「「はぁあ?」」」」
「それを思えばこれしきの暑さ!」
「・・・・・・」「・・・・・・」「・・・・・・」「・・・・・・」
が、
「・・・・・・西条。それだとズボンの中のパンツも立場は同じじゃないか?」
「え!?」
「だよなぁ〜」「窓はあるけど開けてるわけでもなし」「言えてる」
「う・・・・・・・・・・・!」
結論としては、
「「「「ズボンの中のパンツさんの方が暑い」」」」
ということになり、
「うわぁあああああ!あぢぃいいいいい!」
西条くんの心頭滅却は、あっけなく解けてしまったのでした。
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ズボンの中のパンツさんってヽ(´Д`;)
スカートの中のパンツさんのが強いのに!!
どうしてか、スカートの中のパンティさんの方が偉大に思えましたね〜。
不思議です。
僕はズボンの中でも構わないです!
スカートの中のパンティさんのほうが偉大で神秘的な気がしますね(^-^)
汗をコントロールできるのは便利そう……
方法は真似できないけど(-_-;)
検索してしまった◀五右衛門風味作者のつぶやき
我が街の、ある高校の女子の制服は、
スカートとズボン、どちらか好きな方が選べます。
ズボンを選んだ女子生徒と男子との勝負は、
どちらも、同じ条件なので引き分け?
今はスカートとスラックスで選べる学校も増えてきてますね。暑さで言えばなんとなく、スカートの方が風通しが良くて多少は涼しいような気がしますが。
西条君は相変わらずですね(笑)
TEN子さん。
トランスジェンダーや冬の寒さ対策など、
理由はいろいろあるようですが、
近い将来、スカートをめくる・めくられる喜び(?)は、
無くなってしまうのかもですね。
ひま人さん。
理由は色々あれど、選べるってことが大切なのでしょうね。
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